極端な貴族社会として知られる東晋において、琅邪の王氏と並ぶほどの勢力を誇ったのが陽夏の謝氏と呼ばれる一族だ。 中でも前秦が大軍をもって攻めてきた際に宰相だった謝安とその際司令官だった謝玄の二人の功績は特筆に値するであろう。
「書聖」と呼ばれる人物がいる。 東晋の名門貴族琅邪の王氏に生まれた王義之という人物だ。 「書」の歴史上最高傑作と言われる「蘭亭序」の著者として知られ、中華の歴史はもちろん日本の歴史においても非常に名の知れた人物についてくわしく見て行こう。
三国志が終わり、晋が中国を統一した。 しかしその治世はあまりにも短く、匈奴族の劉淵が起こした永嘉の乱によって晋はあえなく滅亡し、五胡十六国時代と呼ばれる戦国の世が再び幕を開けることになる。 www.myworldhistoryblog.com そんな中、司馬懿の子孫で…
トイストーリーは自分にとって特別な映画だ。 多分数千という映画を観てきたけれど、トイストーリーは自分の中ではトップ3に入る出来だと思っているし、好き度で言ったらトップに君臨する映画であると言って良い。 www.myworldhistoryblog.com だから「トイ…
ジャニー喜多川さんがお亡くなりになって2日が過ぎた。 俺は特にジャニーズファンという訳ではないしもちろん会ったことなどはないが、なんだか寂しい気持ちである。 一つの時代が終わった。 率直にそんな感想がある。 それと同時にジャニー喜多川さんの死や…
「武川鎮軍閥」という言葉は中国史を理解する上では欠かせない用語と言えるが、世界史の教科書で見た記憶はない。 北周の宇文氏、隋の煬氏、唐の李氏。 これらの一族に共通するのは元々「武川鎮軍閥」の出身者であったということだ。 今回は中国史の要ともい…
独孤伽羅の名前を知っている人は度を超えた中国史マニアか専門家ぐらいのものであろう。 世界史の教科書はもちろん日本ではほとんど知られることのない名前の人物だ。 しかしこの人物が果たした役割は非常に大きい