パレスチナと言えば、古来より争いの絶えることのない地域で、イスラム教もキリスト教もユダヤ教にも所縁の深い土地だ。
古来より戦いが絶えないということは、それだけ豊かな土地であるということでもある。
今回は日本でも珍しいパレスチナ料理の専門店「アルミーナ」に行ってきた。
アルミーナ(ALMINA)概要
パレスチナ料理専門店「アルミーナ(ALMINA)」は中央線・山手線、あるいは銀座線の神田駅から徒歩4分ぐらいのところにある。
住所:東京都千代田区神田多町2-2-3 元気ビル B1
お店の入り口はこんな感じ。
入口の前にはメニューの看板が。
神田と言う立地もあるけれど、料金はやや高め。
アルミーナ(ALMINA)行ってきた
今回はコースを頼んでみた。
上から二番目の4500円の「スペシャルコース」
これは多分サラダ。
食べにくかったけど美味しかった。
量が少ないかと思ったけど、コース全体を考えるとちょうどいい量だった。
こちらは「パセリのサラダ」と前菜の盛り合わせ。
日本だとパセリを食べることはないけれど、食べてみたらあっさりしていて美味しい。レモンの酸味とパセリはよく合う。
「タブーリ・サラダ」と言ってミントやオリーブオイルなどもはいっているようだ。
前菜の盛り合わせはトルコ料理「カルシュク・メゼ」に似ている。
パンにマメなどで作ったペーストをつけるのは中近東の料理によくあることなのだろう。
かなりさっぱりしていた。特にひよこ豆のペーストである「ホンモス」が個人的にお気に入り。
こちらは「ファラフェル」というコロッケと「サンポーサ」というサモサ。
カレーの味に近く、揚げたてなので当然のように美味しい。
美味しいけど物足りないかなぁと思っていたが、そんなことは全くなかった。
次のメインディッシュ「ミックスケバブ」がかなりの量だった。
ケバブが美味しくない訳がない。
かなりボリューミーで、この一品だけでお腹が一杯になるレベル。
臭みとかも一切なく、非常に美味しい。
やはりケバブは美味しいと再確認。
料理名は分からないがデザート。
これが美味しすぎた。シロップの甘さとデザートそのものの甘さがちょうどよく、これはクセになってしまう禁断の味だ…
アルミーナは非常に美味しいレストランだ。
ただ、店主があまり日本語に自由ではないらしく、料理の説明とかもしてほしかったというのもある。
店もあまり混んでないし、かなり珍しいうえにしっかり美味しいので、神田近辺で何食べるか迷ったらこのお店をおすすめしたいと思う。