イオンカードを使い始めて4年目になりましたので、個人的な感想などを述べてみたいと思います。
- イオンカードを使っている感想
- イオンカードの評判・口コミ
- イオンカードの問題点(短所・デメリット)
- イオンカードの魅力(長所・魅力)
- イオンカードの審査について
- イオンカード、イオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)一体どれが一番お得?
イオンカードを使っている感想
結論から言うと、イオンが近くにある場合は非常に使い勝手が良いですね。
後述するようにイオン系列のスーパーなどではイオンカードを使うことによってポイントが貯まりやすくなっているので、買い物の際にはまさにマストアイテムと化しています。
年会費も無料ですし、持っていることのメリットはあっても持っていることのデメリットなどはほとんどないので一枚ぐらい持っていても良いカードの筆頭だと言えますね。
イオンカードの評判・口コミ
実際にイオンカードを利用している人の口コミをクラウドサービスで集めてみました。
比較的に早くWAONポイントが貯まります

イオンは、毎月5日、20日がお客様感謝デーになっていて、イオンカードを使用すると5%offになります。
また、それ以外の日でも頻繁に感謝デーがあるので、その日に買い物するとカードを使った方がお得ですし、ポイントアップデーも頻繁にあって、2倍、3倍などある為、比較的に早くWAONポイントが貯まります。
ポイントの交換も、店内の機械で簡単に出来るし、チャージもお会計の際にレジで出来るとこが多いので、お金が入ってないなんて事で焦る事もあまりありません。
また、イオン以外でも、WAONカードを利用できるコンビニや飲食店も多いです。そこで支払ってもポイントも貯まるので、すごく使い勝手の良いカードだと思います。
イオンモールなどだと、テナント店でもお客様感謝デーがあり、割引されたり、他の特典があったりするので、大変お得なカードです。他のクレジットカードや電子マネーより、重宝するので持ってて良かったと思います。
家計的にも助かります

自分の働いている会社の給料日が月初なので、イオンセレクトカードの支払日が月初だったのも作るきっかけになりました。やっぱり支払いは給料日後の方が家計的にも助かります。
【実際に利用した感想】 イオン系列のスーパーやコンビニが自分の住んでいる街には多いので、WAONポイントも貯まるしありがたいです。
イオンモールで買い物する時にレジの前に立て札があり、「今、クレジットカードを使うと何月分支払です。」と書かれているので確認しながら買い物しています。
イオンモールに行くときは、スマホとイオンセレクトカード1枚だけ持って買い物に行くことも多々あります。それぐらい自分にはイオンセレクトカードは重宝しています。
お客様感謝デーの際のポイントアップキャンペーンが月に2度あるのはうれしいです

また、お客様感謝デーの際のポイントアップキャンペーンが月に2度あるのはうれしいです。
ポイントも商品券への交換も可能なので重宝しています。カード会員への様々な特典も、頻回に贈られてくるDMにより情報がわかりやすく、実際に使用できるのが良いと思います。
多くのクレジットカード会社では、キャンぺーンなどの特典は、その店舗に行ってからわかる場合が多かったり、あまりキャンペーン自体をやってしない会社が多いので、その点ではイオン系列はキャンペーンが多いと思います。
その代わり、それ程必要ないものであってもお得感を得たくて買ってしまいます。 WAON一体型なのも、カードを出す手間が省けて便利です。
強いて要望を挙げるとすれば、長期会員であってもステップアップしたグレードに無料で上がれるといったサービスや機会がないことです。
他のカード会社では、案外簡単にグレードが上がり、ポイント率が上がるのでその点のサービスも向上すると長く使えると思います。
イオンカードの問題点(短所・デメリット)
イオンカードにおける短所を先に見てみましょう。
・ポイントに有効期限がある
・コールセンターがフリーダイヤルに対応していない
・通常のイオンカードにはカード付帯の海外旅行保険はない
イオンカードの基本的な還元率は、200円の買い物毎に1ときめきポイントですので、0.5%となり、楽天カードやリクルートカードなどの他の年会費無料カードに比べると高い水準とは言えません。
ただ、後述するようにお客様感謝デーなどの際には買い物金額から5%割引となったり、わくわくデーとなどキャンペーンではポイントが2倍になったりするため利用方法によっては他のサービスよりもお得に利用できます。
そのため基本的な還元率の低さはそこまで大きなデメリットという訳ではないでしょう。
問題なのはポイントに有効期限があることの方だと言えます。
ときめきポイントとの交換で得られるWAONポイントには有効期限が定められており、1年間のポイント加算期間を含む最大2年間という期間を過ぎると失効してしまう点には注意が必要です。
基本的なポイント有効期限は1年間となっており、初年度の加算期間は初回チャージから1年経過の月末までとなり、そのあとは1年毎となります。
このあたりは永久不滅ポイントなどと異なり気付けば失効しているということもあるため注意が必要です。日々の買い物でよくイオンを利用するという場合には問題がないのですが、たまに使用するという場合にはポイント失効にさえ気づかない場合があるのでこちらも利用方法次第と言えるかも知れません。
コールセンターがフリーダイヤルに対応していないのは年会費無料カードの宿命と言えますね。
また、海外旅行に行く際には必須ともいえる海外旅行保険は付帯していないので海外旅行に行く際には注意が必要です。
*イオンSuicaカード、イオンゴールドカード、KNTカードには付帯しています。
質の良いサービスを求める場合は三井住友カードなどの年会費の必要なクレジットカードを利用するのが良いと思います。
イオンカードの魅力(長所・魅力)
続いてイオンカードの良い点について見ていきましょう。
・お客さまわくわくデーにはポイント2倍
・ときめきWポイントデーにはときめきポイント2倍
・G.G感謝デーには5%割引(55歳以上の会員限定)
・年会費無料 ・イオンシネマズの映画一般料金が300円引き
特典早見表
キャンペーン名 | 日時 | キャンペーン内容 |
お客様感謝デー | 毎月20日・30日 | 5%割引 |
お客さまわくわくデー | 毎月5日・15日・25日 | ポイント2倍 (WAONポイント・ときめきポイント) |
G.G感謝デー | 毎月15日 | 5%割引(55歳以上の会員限定) |
イオンカードの強みは、やはりイオン系列でのショッピングにおける還元率、割引率の高さにあると言えるでしょう。 キャンペーンの適用のあるイオン系列のショップは
・マックスバリュー
・イオンスーパーセンター
・サンデー ・ビブレ
など(他にも多数)があり、これらの店舗でのショッピングをする機会がある場合はもはやマストアイテムとさえ言えますね。
先ほどポイント還元率の低さを短所として挙げましたが、割引などをうまく使えば他のクレジットカードをはるかに凌駕する利便性を持つクレジットカードだと思います。
「WAONポイント」と「ときめきポイント」及び「WAON」の違い
先ほどから当然のように名前の挙がっている「WAONポイント」と「ときめきポイント」「WAON」ですが、名称も違えば中身も違います。
ときめきポイント:イオンカードの利用で貯まるポイント
おおまかにまとめるとこのようになります。
この辺りはかなりややこしいことになっており、WAONポイントをWAONとしてして利用するにはWAONステーションでWAONポイントをWAONに移行させる必要があります。
なんだか早口言葉みたいですね(^^;)
WAONを利用するには基本的にWAONステーションでチャージ(入金)する必要があり、Suicaなどで利用できるEdyと似たような仕組みとなっています。
WAONポイントはWAONにて支払いをすることで貯まり、200円で1WAONポイントとなっています。
上記した毎月5の付く日に行われる「お客様わくわくデー」においてはイオンカードを利用することでときめきポイントがたまり、WAONで支払いをすることによりWAONポイントが通常の2倍付与される訳です。
一方のときめきポイントはイオンカードを利用することにより200円1ポイントが加算される仕組みになっており、主に以下の3種類の利用方法があります。
② 「WAONポイント」「JALマイレージバンクのマイル」「ドコモポイント」への移行
③ 「環境保全活動」「福祉活動」への寄付
WAONポイントは先述いたしました通り電子マネーWAONへの移行が出来ますし、他のクレジットサービス同様カタログにてお好きな商品と交換することも可能です。
また、ときめきポイントクラブ優待加盟店にてイオンカードを利用することでポイントが2倍となっています。
優待加盟店には「コスモ石油」や「近畿日本ツーリスト」「日本航空」などが名前を連ねており、利便性はなかなか高いと言えるでしょう。
*一部の利用方法(例:キャッシングなど)ではポイントがたまらない場合があります。
イオンカードの審査について
クレジットカード利用の際には入会審査である初期与信(スクリーニング)と入会後の諸審査である途上与信(モニタリング)があり、こちらの記事では初期与信ついて述べたい思います。
イオンカードは、その性質上ブランドカードなどに比べて審査は厳しくないクレジットカードだと言えます。
クレジットカードの初期与信において重要なのは「年収」「勤務先」「勤続年数」の3情報及び信用情報に傷がないかという点です。
ただ、イオンカードの利用者のメインは普段イオンで買い物をする方、すなわち主婦の方であるため、勤務先も年収もないという方も多いと思われますが、その場合は配偶者に安定した収入があれば作成は可能となっています。 イオンカードの入会審査に通らない理由としては、
- 年収が100万円以下である(世帯主)
- 勤続年数が半年に満たない(新卒は除く)
- 過去の信用情報に問題がある
の3点いずれかの場合が挙げられます。
過去に何らかの金融事故を起こしている場合は論外ですが、転職したばかりである場合など稀に審査に通過しない場合もあるので注意しましょう。
イオンカード申し込みの流れとしましては、
② イオンクレジットサービスによる入会審査
③ 在籍確認、身分証明書の提出、審査可否の連絡
④ カードの送付
となっています。
本人確認には「本人確認書類の送信(画像アップロード)」および「受取人確認配達サービス(郵送)」の方法があり、本人確認書類は以下の通りです。
・各種健康保険証
・パスポート
・各種年金手帳
・住民基本台帳カード
・在留カード
・特別永住者証明書
イオンカード審査通過スコアリングを公表
スコアリングと言っても何のことかわからない方がほとんどだと思います。クレジットカードを作成する際に審査があるのは周知の事実ですが、実際にどのように審査が行われているかというと知らない人の方が多いことでしょう。
クレジットカードの審査は年収や雇用形態などの項目を得点化し、その総合点で審査の通過可否やショッピング枠の上限などが決まります。
それではイオンカードの審査に通過したスコアリング表をご覧ください。
*以下の内容はクラウドサービスを利用して独自に集めました。
通常のイオンカード審査通過スコアリング
年齢・性別 | 年収 | 勤続年数 | 勤務形態 | 家族構成 | 居住形態 | 備考 |
40歳・女性 | 1000万円 | 10年 | 正社員 | 夫・本人・子供1人 | 持ち家 | 特になし |
38歳・女性 | 100万円 | 3年 | パートタイム | 夫・本人・子供1人 | 持ち家 | 特になし |
36歳・女性 | 130万円 | 3年 | パートタイム | 夫・本人・子供1人 | 社宅 | 特になし |
32歳・女性 | 180万円 | 1年 | 契約社員 | 父・母・妹・本人 | 持ち家 | 特になし |
30歳・女性 | 300万円 | 10年 | 正社員 | 父・母・本人 | 持ち家 | 特になし |
42歳・女性 | 500万円 | 8年 | 正社員 | 夫・本人・子供2人 | 持ち家 | 特になし |
21歳・女性 | 230万円 | 1年 | 正社員 | 父・母・本人・妹 | 賃貸 | 特になし |
34歳・女性 | 200万円 | 1年未満 | パートタイム | 独り暮らし | 賃貸 | 特になし |
27歳・女性 | 240万円 | 3年 | 正社員 | 独り暮らし | 持ち家 | 特になし |
21歳・女性 | 200万円 | 1年 | 正社員 | 父・母・本人・弟 | 持ち家 | キャッシングで10万円借入 |
27歳・男性 | 200万円 | 5年 | 契約社員 | 父・母・本人 | 持ち家 | 特になし |
26歳・女性 | 650万円(配偶者) | 3年 | 専業主婦 | 夫・本人・子供2人 | 賃貸 | 特になし |
36歳・女性 | 400万円 | 5年 | 正社員 | 夫・本人 | 賃貸 | 特になし |
38歳・女性 | 100万円 | 4年 | パートタイム | 夫・本人・子供1人 | 持ち家 | 特になし |
現在イオンカードの審査に通過しなかった例は報告されていません。
イオンカード、イオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)一体どれが一番お得?
今まで長々と解説させていただいたのはイオンカードについてですが、イオンカードセレクトといういわば上位互換のようなサービスも存在しています。
まず、イオンカードセレクトの特徴は以下のようになっています。
・イオン銀行ATM手数料がいつでも無料
・イオン銀行普通店頭預金金利に0.1%上乗せ
・イオングループでのときめきポイントが200円で2ポイント(通常の2倍)
還元率も2倍となっており、まさに上位互換と言った感じのサービスになっています。
イオンカードがイオン系列各店舗の販売促進を助けるサービスと言えますが、イオンセレクトはさらにイオン銀行の販売促進サービスという側面が見えてきますね。
そのため、イオンカードセレクトの入会条件としては引き落とし銀行をイオン銀行にすることが条件となっています。
それ以外の条件は基本的にイオンカードと同様であるため、イオン銀行に口座をお持ちの方はこちらのイオンカードセレクトを利用するのが良いでしょう。
これを期にイオン銀行の講座を開設するのもよいかも知れません。
そして、イオンカードの中でもイオンカード(WAON一体型)の特徴は以下の通りです。
・ご請求(WAONオートチャージ利用分)はクレジット利用分と一緒で管理が楽
・イオングループでのときめきポイントが常に2倍(200円で2ポイント)
文字通りWAONが一体化されているため、管理が楽であるというメリットがあります。
WAONでの支払いをすることでWAONポイントがたまる(200円で1ポイント)一方で少し管理が面倒くさい部分もあったため、この点は大きなメリットと言えるでしょう。