その記事は何のために書かれるのか?~ブログ六か月目の壁~

昔こんな記事を書いた。

www.myworldhistoryblog.com

これはこのブログを開設した日に公開したブログであり、ある意味未来の自分に向けた記事でもある。

この記事の中でも取り上げたのだけど、ブログ運営には3つの壁があると思っている。

  • アクセスの壁
  • 他人との比較の壁
  • マネタイズの壁

ブログというのは心が折れなければいつまででも続く。理論的に言えば一生続けることも可能だろう。

だが、実際にはブログを続けることは困難であるし、10年ずっと続いているブログなんて数えるぐらいしか知らない。

かくいう俺もブログ自体を最初に解説したのは10年以上も前のことだけれども、同じブログを5年以上続けたことは実はない。

所謂はてなの有名ブロガーでも出てきたのはここ5年以内の方が多いのではないだろうか?

 アクセスの壁

6か月が経ち、ようやくこのブログにも検索からのアクセスが来始めた。このブログは幸いなことに開設初日から1000pvとかあって、グーグル砲やらはてぶ砲やら色々なサイトの紹介やらで全くアクセスのない時期という期間はなかったのだが、それでも検索から全然人が来なくて心が折れそうだった。

経験則から継続していればいつかアクセスが来るということを知っていたのでなんとか続けられたが、初めての経験であればまず間違いなく挫折していただろう。

自分で書いたものを誰にも読んでもらえないのは悲しい。なんとか自分で書いたものを読んで欲しいと思うのは書き手として当然だ。

しかしブログは最初誰かに読まれるまでが難しい。

例えばSNSで万単位のフォロワーがいれば話は別だが、一般人で1000を超えるフォロワーがいること自体稀であろう。検索エンジンの評価も段々と遅くなっている。

俺の知る限り2015年以前は1か月待て、それ以降は3か月待て、2017年からは半年待て、今は1年は待てという感じになってきている。

良くも悪くもはてなブログというのは露出の機会があって、それゆえに以下のような問題も起きてくる。

www.myworldhistoryblog.com

他人との比較の壁

SNSなんてやらない方がいい。SNSというのは目立った実績を残した人間が目立つようになっている。ブログで言ったら半年で10万PVとか一年で100万PVとか。そういった人間を見ると凹む。そりゃ凹む。

人間は本能的に比較する生き物で、比較するなというのは不可能なのだ。比較することで人類は発展してきたと言ってもいい。

「人間はどこまで行っても隣の人間よりも少しだけいいものが食べたい生き物」

これはビートたけしの言った言葉だが、俺はこれ以上に人間というものをよく表した言葉を知らない。人としての本質だと思う。

アクセス数にとらわれすぎると不幸になる

何かを比較する際に、最も簡単なのは数値化することだ。

ブログの場合はアクセス数になる。

ただ、俺がいうのもなんだが、アクセス数は気にしすぎると不幸になる。

一年で100万PV達成しましたー!的なブログを見てみたら某有名漫画のネタバレ的なブログで著作権的にどうみてもアウトだろこれみたいなのもあったし、一月のアクセス数1000万PVのサイトを見たら他の記事のコピペのみで構成されているなんてことはよくあることです。

悲しいかなウェブの社会では正しき者が報われるなんてことはない。某お隣のお国の運営するキュレーションサイトがほぼ他サイトの引用のみで10億PV以上を稼ぎ出しているのはご存知の通りだ。

Googleは未だにオリジナルの記事がどれかを判別できないらしい。あるいは検索エンジンから見ればどれがオリジナルかなんてことは関係ないのかも知れない。

アクセス数とはそういうものだ。

ではなぜアクセス数がブロガーの間で問題になるのか?

マネタイズの壁

このブログは400記事を越え、ようやくアクセスも来るようになってきたと言ったが、マネタイズという面では過去に作ったサイトの中でもダントツで最低である。

くわしい数字は書けないが、アドセンス単価も恐ろしく酷く、日によっては俺の運営するほかのサイトの1000分の1とか普通にある。

 これは数少ない歴史専門ブログ「歴史の呼び声」というサイトの管理人がしたツイートだが、以下に歴史ブログが儲からないかがよく分かる。

 おそらくは日本で一番有名な歴史ブログの歴ログさんでさえこのレベルであるらしい。

俺は根がアフィリエイターなので、サイトを作る際にはマネタイズから入るタイプで、アクセス数=収益という考え方はない。

過去の話だが、月1000PVぐらいのサイトで月30万以上の収益があったこともある。

話を少し戻そう。

最近では、特に収益のためにブログを始める人が増えたと思う。

それがいいか悪いかの問題ではなく、現在日本の状況を鑑みればそれは当然のことなのである。

www.myworldhistoryblog.com

この30年間、日本人の収入はほとんど上がらなかったのに負担は増えた。まだきちんと調べていないが、その間労働時間は変わらないかむしろ増えたのではないかと思っている。

なのでサラリーマンをしながら、主婦をしながらアルバイトをしていたり、すでにしていてもこれ以上時間を使えない人が増えていたことだろう。

俺も3年前まで会社員だったが、アルバイトなど不可能だった。

そんな人間にとってブログは副業に成り得る。なので人によっては最初からマネタイズの壁にぶち当たる人も多いのではないだろうか?

アフィリエイトは中々厳しい。

f:id:myworldhistoryblog:20190628222733p:plain

引用元:アフィリエイト収入、「月3万円以上」は何%? | マイナビニュース

これは2015年頃のデータだが、月3万円以上稼いでいるのは4%ほどだという。

中々厳しい数字だ。

現在のデータは知らないが、個人的には2015年頃はイージーモードで、2019年はエクストラハードモードだと感じる。もはや全然次元が違う。

話がそれたが、稼ぎたい人にとって記事の目的はマネタイズなのである。

 

ブロガーの闇落ち

はてなの人気ブロガーがワードプレスに移行する例が跡を絶たない。大体がアフィリエイトを本格的にやるためだろう。

はてなはアフィリエイトが主目的のサイト作成を禁止している。

f:id:myworldhistoryblog:20190628225009j:plain

引用元:はてなブログのガイドライン - はてなブログ ヘルプ

アフィリエイターの儲けに対する執念はすさまじいからな。はてぶアカウント1000個作成とか何の苦もなくできる人間が多い。儲けが全てに優先するという人は片手では収まらないであろう。

だからはてなのポリシーは必要だと思うよ。

実際シーサーとかFC2とかはスパム系アフィリエイターによって荒らされてドメイン力が弱くなったんじゃないかと思っている。

ただ、人は金の魔力には勝てない。自由にアフィリエイトをやるために、強くなったドメイン力を利用しようとワードプレスで自由なサイト運営をする人もいる。

人によっては嫌な気がするだろうが、個人的にはそういうのは良いと思う。

自分の常識は人の非常識という言葉もあるように、何に嫌悪感を抱くかは人それぞれであろう。

互助会に嫌悪感を持つ者もいれば、、ブログでマネタイズすることを嫌う人もいるだろう。

自分で使ってもいないサービスを勧めることに嫌悪感を抱く人もいれば投資をすすめることに嫌悪感を抱く者もいる。

俺は個人的にはそういう人には何の嫌悪感も抱かないが、有料noteや有料コンサルに関しては激しい嫌悪の感情を持つ。

www.myworldhistoryblog.com

その記事は何のために書かれるのか?という壁

f:id:myworldhistoryblog:20190628231942j:plain

ここまでで3000字を越えてしまったが、ようやく本題に入る。

ブログは最初の一か月、三か月、六か月に高い壁があると言われるが、それがよく分かった。

「その記事は一体何のために書かれるのか?」

この壁を迎えるのが六か月目なのだろう。この壁は中々厚い。

最近、どうやってたどり着いたのかわからないが以下の二つの記事にたどり着いた。

p-shirokuma.hatenadiary.com

p-shirokuma.hatenadiary.com

実に興味深い。

なにせ、もう何年もブログを書いていらっしゃるのにアドセンスすら貼っていないので、全くマネタイズをしていないのだろう。

よほど書くのが好きなのだと思われる。なにせ、書けば大体ホッテントリーするような人気ブログとは別のブログもものすごい勢いで更新していらっしゃるからだ。

polar-vineyard.hatenablog.com

書くことそのものが好きだという人もいる。

俺なんか別記事でも触れた通り1円にもならないブログを書きまくってた時期もあるし、100万文字ぐらいの多分一人ぐらいにしか読まれない文字をひたすら書いていた時期もある。

www.myworldhistoryblog.com

それが良いとか悪いとかの問題ではなく、そういう人もいるということだ。

 人によってブログを書く目的は異なる。

書きたい記事は儲からない

 実に高くそびえる壁だ。

医者か弁護士か高級官僚ならば別だが、今の日本において大体の人が生活に困っていることであろう。

勿論俺もだ。

正直に言って金が欲しい。というか生きていくためには金が必要だ。

書きたい記事だけ書いても儲からない。

儲かる記事と言うのは決まっていて、しかもそんなに種類が多い訳ではないのだ。

www.myworldhistoryblog.com

アクセスが多く承認欲求も満たされ経済的にも潤う。そんな記事ばかり書ければいいが、中々そうもいかないだろう。

この辺りのバランスをとるのは非常に難しい。

例えばこの記事は4500文字ほどだが、果たして一体何のために書いたのかと問われたら答えられないであろう。どう考えても儲からない記事だ。

あえて言うなら書きたいから書いた。

後悔はしていない。