和食と言えば寿司、テンプーラ、スキヤーキだが、天ぷらはポルトガル料理のフリットが戦国時代あたりに入ってきたものだし、すき焼きにいたっては明治時代辺りから食べられ始めたのでまだその歴史は100年とちょっとな訳だが、今回行ってきた米久本店は1886年開業と明治時代から続く浅草の老舗なので、その歴史はすき焼きというよりも牛鍋の歴史と言っても過言ではないだろう。
るろうに剣心のまさにその時代にオープンした牛鍋屋米久本店行ってきた!
米久本店(よねきゅう)概要
東武伊勢崎線や銀座線の浅草駅からは10分弱、つくばエキスプレスの浅草駅からは3分ほどの立地にあるので浅草観光した後や、東京スカイツリー観光に行ったあとなどにちょうどいいお店だと言える。
人気店だが予約はしていないが、ある理由で予約していなくても大体入れる。
営業時間はこんな感じ。
12:00~21:00(L.O.20:00)
日曜営業
メニューは税込みで
牛鍋(上):3,160
牛鍋(トク):3,790
という値段。肉の質に比べると恐ろしくリーズナブルだと言える。普通に7000円ぐらいのすき焼きよりもクオリティが高いと思う。
ただしお酒関連は少し高めな上に、ゆっくり飲みたい場合に向いているお店ではなくて、純粋においしい牛鍋が食べたい場合に行くべきお店かなと思う。
米久本店行ってみた!
このお店は古き良き浅草のお店と言った感じで、まず靴を店員さんが預かってくれる。下足番という奴だろう。そして靴を預けると太鼓が鳴る。人数分なる。なので浅草の太鼓の鳴るお店というと通じることがある。
メニューはシンプルで、最初上を頼もうとしたのだが、折角なのでトクにした。4000円弱と決して安い値段ではないが、どうせならおいしいものが食べたいなと。
料理は割とすぐに来た。10分ぐらいだったような気がする。店員さんが色々と説明してくれて、割り下などは随時足すようにと言われる。
肉と野菜はこんな感じ。
鍋はこんな感じ。
火力の問題と言うよりも鍋の構造上すぐに煮立ち、すぐに割り下が無くなってしまう。ゆえにすぐに食べないとという気持ちになってすぐに食べてしまった。
このお店が予約不可なのはこの回転率の速さ故なのかも知れない。
味は良し!
100年前とあまり変わらない味なのかまではわからなかったが、100年前の人はこんなうまいもの食ってたのか?という疑問がわくくらいにはウマシであった。
この美味さで4000円前後ならかなりコスパが良いなと思う。
文句なしにおすすめできるお店ですわ。