YouTube実践記1ヶ月目 絶望と希望のYouTube

YouTubeを本気でやり始めてから一ヶ月が経った。

毎月実践記を残すという訳でもないが、同じようにyoutubeを始めたばかりの人や、あと何か月後、何年か後に自分で「あぁ、あの時こんなこと考えてたなぁ」みたいに見直すためにその記録を残しておきたいと思う。

 絶望のYouTube

YouTubeを実践するにあたっての絶望感は凄まじい。この感覚は本気で取り組んでみた人間にしかわからないと思うが、YouTubeは兎に角絶望感に包まれている。

一体何にそんなに絶望するんだろうという感じだが、その正体は一言では言いにくい。

それでも一言でいうとすれば、それはあらゆるものが可視化されることだと思う。

さて、何から書こうか。

実践1週間目~最悪の幕開け~

俺がyoutubeを本格的に始めたのが2019年12月28日のことで、このブログでも、ツイッターでも、インスタでも、それを告知した。

一応そのころは以下のような感じだった。

はてなブログ:読者数500

ツイッター①:フォロワー480

ツイッター②:フォロワー3000

インスタグラム:フォロワー8500

結果、28日と29日にチャンネル登録してくれた人はわずか17人だった…

あぁ、皆自分には全く興味がないんだなというのが、薄々知ってはいたけれどよくわかった。ツイッター②やインスタはペット専用アカウントだから分かるんだけど、それでもこんなにも興味持たれていないのかと思うとyoutubeだけじゃなくて全部いっぺんに辞めたくなったぐらいだ。なんなら今も辞めたいぐらいだ。

それでも何人かは応援のメッセージなりコメントなりをくれた。それは純粋に非常に嬉しい。

初めてあげた動画は確かその日のうちに100回ぐらい再生されたし、はじめはまぁそんなもんかと思ったのだが、よくも悪くもyoutubeのインフラはすさまじく整っている。例えば視聴者がどのくらいその動画を見ているかという視聴維持率なるものを見ることができる。

そしてその結果がこんな感じだ。

f:id:myworldhistoryblog:20200129152942j:plain

 

色々突っ込みたいことはあるだろうが、とりあえず自分が感じたことを書かせてくれ。

ネット上どこを見渡してもここまでヒドイ数字は見たことがない。最初の1分までに8割の視聴者が離脱し、最後まで見てくれた人は全体の5%もいない。

これはとてつもない絶望感だった。

ハンター×ハンターのジャイロじゃないが、

世界は俺に興味がない

ということを痛感させられた。

好きの反対は嫌いではなく無関心である。人間、最も恐ろしいのが嫌われることではなく無関心でいられることである。

かつてオスカー・ワイルドは言った。

「悪口を言われるよりも悪いことがある、それは話題にも上らないことだ」

簡単に言うと、最悪の結果だった。心が音を立てて折れるのを聞いた。

道行く人が皆、敵に思えた。

この結果を受けて、俺は寝込んだ。寝ころんだ。そして考えた。何が悪かったのかを。

そしてその時の俺の結論はこうだった。

動画が長すぎる!

考えてみたら、いきなり1時間近い動画を出すなんて正気じゃない。そりゃあ見ないわ。

そう思って今度は15分ぐらいの動画を出した。

するとこうなった。

f:id:myworldhistoryblog:20200129153927j:plain

改善…されたのか?

そもそも視聴維持率って何なんだ?

始めの一週間目はとにかく色々調べてみた。視聴維持率に関しては、正直ただの1つも信憑性のある記事や動画はなかった。皆それぞれ適当なことしか言っていないし、どれも信用できない感じだった。

それでも集めた情報を整理するとこんな感じになる。

・視聴維持率の全体の平均は15%~20%ぐらいであると思われる
・視聴維持率が30%ぐらいだとチャンネルは成長し始める
・視聴維持率が50%を越えるようになるとチャンネルは急成長する

色々見ているとこんな感じだった。

つまり、これぐらいだとチャンネルは成長しないということが分かった。

そして、視聴維持率が30%を超えるためにはどうすればいいのか?それを考えたのが2週目だった。

実践2週間目~越えられない25%の壁~

どうやったら20%を越えられるのか、これがとりあえず自分の中で課題だった。

結論として、1つの動画を10分以内にすることにした。それでもあまり上がらないので動画を5分にしてみた。

そうしたらこうなった。

f:id:myworldhistoryblog:20200129154725j:plain

…OTL

youtubeを始めて最も悲しいこと、それは人々の無関心ではなくチャンネル登録者が減ることである。この動画は視聴維持率も20%未満で、視聴回数も少ないのにチャンネル登録者数も減るという最悪の動画になってしまった。

これは凹んだ。本当に凹んだ。

その後も冒頭でクイズを出してみたり、字を大きくしたりノイズが酷かったりしたのでマイクを変えたりしたが、視聴維持率は25%を越えられなかった。

実践3週間目~停滞、そして停滞~

3週間目は一体何をやっていたのだろう?

ちょっとよく思い出せないのだが、今見るとこの辺りで視聴維持率が30%を越える動画が出始めている。

視聴維持率が上がった理由は明白で、SNSでの発信を一切やめたからである。

SNSにおけるフォロワーの方々は、歴史には基本的に興味がない人が多い。じゃあ何に興味があるのかとかはさっぱりわからない。

そもそもyoutubeをやろうと思ったのは、歴史に興味がない人に興味をもってもらうためという側面があったのだが、自分にはそんな力はないということだ。書いていて非常に虚しいのだが、見たい人だけ見るようになった結果、視聴維持率は上がってきた。

再生数も下がったので、これで良かったのかどうかは全く分からない。

希望と絶望のYouTube

3週間目、大きな変化が起こる。

突如として視聴維持率60%を誇る動画が現れる。

あつかったテーマは悪女。

やっぱりみんな悪女すきなんやな…

アフリカの女王ンジンガに関する動画は視聴維持率も高くて、再生数も俺の動画にしては伸びている。

youtubeでは時折チャンネル登録者数よりも再生回数が多い動画が存在している。以前から疑問だったのが、一体視聴者はどこからやってくるんだろう?というものだった。

その疑問がこの動画でよくわかった。答えはブラウジング機能と関連動画である。

f:id:myworldhistoryblog:20200129160547j:plain

youtubeにはブラウジング機能という謎の機能があって、youtubeがなんらかの理由でトップページとかにおすすめの動画を載せることがある。

どうやったら載るのかわからないが、再生回数が多かったり視聴維持率が高かったりすると載るらしい。

ちなみにこの動画を公開した次の日にツイッターにあげたら視聴維持率がかなり下がった。

f:id:myworldhistoryblog:20200129160955j:plain


 21日だけ異常なほど視聴維持率が低い。それ以外の日は概ね60%前後、良い日は70%とかにいく。

動画ができるとツイッターにあげていたのだが、そのたびにフォロワーが減っていくのがわかり、結局youtubeを始めてから10人ぐらいフォロワーが減った。

youtubeとtwitter

俺に限らず、youtubeとtwitterの相性は悪い。

youtube⇒twitterはありだが、twitter⇒youtubeは兎に角相性が悪い。

最近、万単位のフォロワーを抱えるブロガーがyoutubeに参入した結果、チャンネル登録者が1000人越えないという事例が相次いでいる。そういう人を少なくとも10人ぐらいしっていてるが、youtubeとツイッターは明らかに住んでいる人の属性が違うということは認識しないといけない。

ある意味テキスト文化と動画文化がまるで違うということかも知れない。

 視聴者様の質が上がってきた

別に人間としての質ではない。あえて言うなら動画とのマッチ度の問題だと思う。

この1週間ぐらいの視聴維持率は全体で30%を超えるようになっている。この1週間ぐらいにあげた動画は50%を超えるものも少なくない。

こちら側の動画の質が飛躍的に上がったというよりは、動画にマッチする人が増えてきたのだと思う。視聴回数も、再生時間も、視聴維持率も飛躍的に良くなってきている。

始めて1月、絶望だらけのyoutubeに希望の光が見えてきた。

再び絶望のyoutube~可視化されることの恐ろしさ~

f:id:myworldhistoryblog:20200129165733j:plain

最近は芸能人のyoutube参入も甚だしく、彼ら彼女らは一瞬にして万単位、人によっては1日で10万人とかに到達する人もいる。

それらを見るにつけ、より一層絶望感に駆られるのはあなただけではない。youtubeはもはや人間としての価値を見せつけられる場でもある。

「お前の人生は0だ!」

このブログで何度も引用されるこの言葉が何度も突き刺さる。

それでもどこか、芸能人だからねとか、そう言った人と比べてはいけないとか、そういったことでなんとか心の折り合いをつけている人が俺を含めて多いんじゃないかと思う。

そして地道にyoutubeを実践し、万単位のチャンネル登録者を抱えている人を見ては頑張ってみようと、そんな人も多いと思う。俺がそうだ。

でも、そんな想いは支えごとへし折ってくるのがyoutubeというものだ。

Googleという企業の傘下に慈悲などない。あるのはAIによる無慈悲だけだ。

世の中に天才はいる。そして俺は天才じゃない。

そんなことは分かっている。分かっているけれど、実際に突き付けられると凹む。

事件はまさに昨日起きた。

昨日、チャンネル登録者が150人に達した。数は少ないが、着実にちょっとずつ増えた結果だ。

感謝の意味を込めてチャンネル登録してくれた人のHNを心に刻み込んだ訳だが、再び見たらその人は自分のチャンネル登録を解除していた。

これだけでも十分凹むのだが、どんなチャンネル登録しているんだろうと思ってみて、そして凹んだ。

世の中に天才というのはいる。

例えば歴史系動画を初めてわずか2週間ほどでチャンネル登録者数1万人を越えてしまうような人だ。

しかも動画はたったの2つしか投稿していない。そして見たところ、SNSでの拡散もない。

www.youtube.com

2つのチャンネルは比べられ、私のチャンネルは登録する価値もないと切り捨てられた。

そう、世の中は残酷なんだ。

視聴者様は正直だ~絶望の中にある希望~

私は、今までの人生で負けに負けてきたと言っても良い。なりたいものには一切なれず、折角のチャンスも活かせなかった。自分が今まで負けなかったことと言えば、歴史に関することと教育に関することぐらいだろう。

これらはある意味自分のよりどころだったが、歴史に関してある意味無惨に負けた。ボロ負けした。グゥの音もでないぐらい完璧に負けた。

似たようなテーマだからこそわかる。

動画のクオリティが違う。

俺は動画作成以前に、パソコンが苦手だ。未だにエクセルの使い方すらわからないし、あぁしたいこうしたいという動きを表現することができない。根本的なセンスの問題もあるかも知れない。

良くも悪くもyoutubeは視聴者の動きがよく分かる。

良い面は所謂PDCAサイクルがまわしやすい。自分では、この一ヶ月でだいぶ成長したと思っているし、数字にそれが出始めていると思う。

当然ながら、視聴者にはどの動画を見るかを決める権利がある。

現状、私のチャンネルは選ばれない。

その反面、歴史動画でもとんでもない再生回数を叩きだすことがあるということも分かった。

そしてそこに希望を見出したのも確かだ。

youtubeには、絶望もあるが希望もある

youtubeは非常にシンプルだと思う

一か月間youtubeについてひたすら考えた結果、以下のような結論を得た。

・良い動画を作れば結果はついてくる

当たり前と言えば当たり前だが、良い動画って何だろう?と考えるとまた話が違ってくる。

youtubeは多分AIがアルゴリズムでもって露出を増やす動画を決めていて、そのための基準は多分、

・再生時間が多い
・再生維持率が高い
の2点ではないかと思う。

実際短期間で爆発的に伸びた以下のチャンネルの平均再生維持率は60%を超えているという。

note.com

いい動画なら皆みるでしょう?

youtubeはそう言っているのかも知れない。

今はまだ、わからないことが多い。

良い動画について考える

検索エンジンにおいて、良い記事とはリンクを沢山集めている記事だった。記事の平均滞在時間やクリック率が果たして記事の評価に関連するのか、それは未だに誰もわからないであろう。

youtubeにおいてはどうだろう。先ほどの仮説は悪くないんじゃないかと思う。つまり皆が見たいと思い見る動画が良い動画である。

Googleやyoutubeというのは、資本主義の権化、まさに体現者であり、少数が支配的になる世界観をもっている。彼らの主張はわかりやすく、良いコンテンツを世に出すということである。それが建て前かかどうかは別としても。

ならば今自分が考えるべきはどのようなことだろうか?

動画の数なのか質なのか、どのような技術を身に着けていくべきなのか、質とはどのように追及していけるものなのか?

まだまだ色々様子を見なければならない時期だと思う。

なんとなくだけど、4か月目ぐらいに渾身の動画を出すのが良いような気がする。

はてなブログでもそうだった。はじめにヒットさせるのに4か月かかった。結果は、予想よりも遥かに良かった。

youtubeにはyoutubeの論理がある。

1つの動画が爆発すれば、そこから登録者が増え、別の動画も爆発しやすくなる。

youtubeは爆発すると凄まじい。

登録者100人まで1年かかったのに、半年で数万人規模まで成長している人もいる。チャンネル登録者1000人達成までに1年かかって、数年後には数百万人規模にまで成長したチャンネルもある。

youtubeで成功した人たちに共通しているのは、多くの人が見たいと思うような動画を作ったということだろう。

ならばそういう動画を作ればよい。

非常にシンプルだが、非常難しいことだよなぁ