世界恐慌に対しフーヴァーモラトリアムと言われる国家不介入の姿勢を見せたためにアメリカのみならず世界を混乱に陥れてしまったのが第31代アメリカ大統領のハーバート・フーヴァーである。 世界恐慌の余波は一時的なものではなく、計画経済を主導するソ連の…
個人的に第30代アメリカ大統領カルヴィン・クーリッジに関しては非常に印象が薄い。
「アメリカ史上最も評価されなかった大統領」 これが従来のウォレン・ハーディングの評価であったが、その在職中に失業率が半減するなど実はかなりの功績のあることがわかり、近年では見直しがされている大統領でもある。
第26代セオドア・ルーズベルトが最もアメリカ大統領らしい大統領であるのに対し第28代ウッドロー・ウィルソンは最もアメリカ大統領らしくない大統領であると言えるかも知れない。 一次大戦の経験から国際連盟を設立し、平和を心から愛した大統領、それがトー…
セオドア・ルーズベルトとウッドロー・ウィルソンの間に挟まれて影の薄いイメージのあるウィリアム・タフトだが、その政策はセオドア・ルーズベルトのこん棒外交とは正反対のドル外交と呼ばれるものであり、アメリカの歴史に大きな影響を与えた。 日本では桂…
アメリカの300年に及ぶ歴史の中で、セオドア・ルーズベルとの人気は確実に5指に入るだろう。 事実ランキング好きなアメリカ人が行う歴代アメリカ大統領人気投票においてはセオドア・ルーズベルトは大体上位の常連である。 「テディベア」のもとにもなった一…
1890年代に白人から見たアメリカ大陸のフロンティアは消滅した。それでも膨張論はとどまらず、アメリカはさらなる領土を求めて海外進出をするようになる。 ウィリアム・マッキンリーはそのようなアメリカ帝国主義を象徴するような大統領である。