アメリカ史
悪女ランキングに比べて全くと言ってよいほど拡散されなかったが、このブログで以前に「偉大な女性ランキング」という企画を行った。 www.myworldhistoryblog.com ローザ・パークスは個人的に人類の歴史においてもトップ10に入るほど偉大な女性であり、彼女…
世界史上で最も偉大な人物は誰か?ということを考えた時、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアことキング牧師の名は外せないであろう。
突然ですが質問です。 歴代アメリカ大統領44人のうち弁護出身者は何人いるでしょうか? アメリカの大統領となるのは戦争の英雄か弁護士出身者が多い、というのはよく言われることだが、それでは果たしてそれがどれくらいの割合なのだろうと思ったので今回調…
ドナルド・トランプのアメリカ合衆国大統領就任はアメリカ史上最大の悲劇であるとともに最大の喜劇である。
史上初の黒人大統領である。 アメリカ建国以来、黒人は常に差別に晒され続けてきた。南北戦争までは奴隷として使役されていたし、南北戦争後も迫害され続けた。 アメリカ建国から300年、アメリカの歴史は大きく変わった。
アメリカは共和党政権になると戦争を開始する。大体12年周期でアメリカは戦争していると言い、それぐらいになると新たな軍備が必要となるからだ。 二次大戦後共和党政権は軍産複合体との癒着を繰り返してきた。 ジョージ・ウォーカー・ブッシュはそのような…
個人的にこの名前を聞くと「不適切な関係」という言葉しか思い出せない。
アメリカの長い歴史の中でも親子で大統領になったのはジョン・アダムズ、ジョン・クインシー・アダムズとブッシュ親子だけである。 日本ではパパブッシュとも呼ばれるジョージ・H・W・ブッシュについて見て行きたいと思う。
史上最高齢で大統領になり、そして唯一離婚経験のある大統領となったのが第40代のロナルド・レーガンであった。
南北戦争以来のディープサウス出身のアメリカ大統領で、人権外交の実践者としても知られている。
ニクソン大統領が前代未聞のスキャンダルによる辞職という形で大統領を辞めたために繰り上がりで大統領になったのがジェラルド・ルドルフ・フォードである。 彼に関して言えば彼自身よりもロックフェラー一族のネルソン・ロックフェラーが副大統領になったこ…
戦後のアメリカ大統領の中でも特に人気がないのがリチャード・ミルハウス・ニクソンである。 ニクソンを高く評価している記事などは見たことがなく、アメリカの恥!とさえ言っている記事を見たことがあるぐらい嫌われているのはなぜだろうか。 果たしてその…
アメリカ歴代大統領の中にジョンソンは2人おり、2人とも大統領が暗殺されたことにより大統領に昇格している。 リンカーン暗殺後のアンドリュー・ジョンソンは反動政治を行いあらゆる面から評判がよくないが、ケネディ暗殺後のリンドン・ジョンソンは各方面…
第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディはわずか2年間しか大統領職になかった。これは歴代でも3番目に短い記録であるのだが、それでも最も人々の印象に残っている大統領であり、歴代でも確実に上位に入る大統領である。
アメリカでは大きな戦争の後にその戦争の英雄が大統領となることが多い。独立戦争の後はジョージ・ワシントンであったし、南北戦争後はユリシーズ・グラント、そして第二次世界大戦後はドワイト・アイゼンハワーである。 www.myworldhistoryblog.com www.myw…
トルーマンは日本では広島・長崎に原子力爆弾を落とした人物として有名だが実際にはその職務は広汎にわたる。
アメリカ史上3回の大統領期間を満期したのは後にも先にもフランクリン・ルーズベルト1人であった。世界恐慌、第二次世界大戦と世界史上でも最も困難な時代のアメリカの指導者として、フランクリン・ルーズベルト大統領こそが歴代最高の大統領であるという声…
世界恐慌に対しフーヴァーモラトリアムと言われる国家不介入の姿勢を見せたためにアメリカのみならず世界を混乱に陥れてしまったのが第31代アメリカ大統領のハーバート・フーヴァーである。 世界恐慌の余波は一時的なものではなく、計画経済を主導するソ連の…
個人的に第30代アメリカ大統領カルヴィン・クーリッジに関しては非常に印象が薄い。
「アメリカ史上最も評価されなかった大統領」 これが従来のウォレン・ハーディングの評価であったが、その在職中に失業率が半減するなど実はかなりの功績のあることがわかり、近年では見直しがされている大統領でもある。
第26代セオドア・ルーズベルトが最もアメリカ大統領らしい大統領であるのに対し第28代ウッドロー・ウィルソンは最もアメリカ大統領らしくない大統領であると言えるかも知れない。 一次大戦の経験から国際連盟を設立し、平和を心から愛した大統領、それがトー…
セオドア・ルーズベルトとウッドロー・ウィルソンの間に挟まれて影の薄いイメージのあるウィリアム・タフトだが、その政策はセオドア・ルーズベルトのこん棒外交とは正反対のドル外交と呼ばれるものであり、アメリカの歴史に大きな影響を与えた。 日本では桂…
アメリカの300年に及ぶ歴史の中で、セオドア・ルーズベルとの人気は確実に5指に入るだろう。 事実ランキング好きなアメリカ人が行う歴代アメリカ大統領人気投票においてはセオドア・ルーズベルトは大体上位の常連である。 「テディベア」のもとにもなった一…
1890年代に白人から見たアメリカ大陸のフロンティアは消滅した。それでも膨張論はとどまらず、アメリカはさらなる領土を求めて海外進出をするようになる。 ウィリアム・マッキンリーはそのようなアメリカ帝国主義を象徴するような大統領である。
南北戦争後、アメリカ大統領はほとんど勝利した北部か共和党の出身者であったが、権力は腐敗するの法則通り共和党の大統領や議員は産業資本家と結びつき、人々の支持を失っていった。その結果第22代大統領には民主党のクロバー・クリーブランドが就任し、共…
アメリカ大統領を二期連続で務めた人物は非常に多い。しかし二期連続でなく二期アメリカの大統領を務めたのはクロバー・グリーブランドただ1人である。
アメリカ大統領は激務である。そしてそれ以上に命の危険のある任務である。アメリカ合衆国において何人もの大統領が暗殺された。第20代大統領ガーフィールドもそのような人物の1人で、彼が暗殺された後にはチェスター・A・アーサーが第21代アメリカ大統領と…
19世紀の後半はドイツやイタリア、日本と言った新たな国家が誕生し、フランスやイギリスが帝国主義に乗り出した激動の世紀であった。この時代にあってアメリカは「きんぴかの時代」と呼ばれる高度経済成長期にあり、急速な社会発展とともに巻き起こる諸問題…
個人的にガーフィールドというと昔の赤本に書いてあった逸話を思い出す。それはガーフィールドがどうしても勝てない同級生がいて、その同級生の家の灯りが消えるまで毎日必ず勉強した結果成績を上回ることが出来たという話だ。 残念ながらガーフィールドは大…
初代大統領ジョージ・ワシントン以来、アメリカの大統領になる人物は戦争の英雄か弁護士出身者が多い。 南北戦争直後のアメリカ合衆国第18代大統領ユリシーズ・グラントなどは前者の代表格であろう。