「幸せな家族はいずれも似通っているが、不幸な家族にはそれぞれの不幸な形がある」 この言葉は19世紀のロシアの文豪レフ・トルストイのアンナカレーニナの冒頭の文章だが、この文章を見ると俺は今回の主役アグリッピーナをまず最初に思い浮かべる。 空前の…
ローマ時代の面白いところは、評価をする歴史家によって大きくその人物の評価が変わるからだ。 その最たる例が2代目皇帝のティベリウスで、タキトゥスをはじめ過去多くの歴史家たちが暴君のレッテルを貼っていた一方で19世紀ドイツの歴史家でノーベル賞を受…
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