2019-03-31から1日間の記事一覧
共和政ローマにおいて王はおらず、その政治は基本的には元老院の助言を受けながら実際には1年任期の2人の執政官が行うことになっていた。 執政官を始め多くの要職は無給でそれを行うようになっており、コンスルに至るまでの出世コースは「クルスス・ホノルム…
現在「ローマの歴史」と知られている事柄のうち、初代皇帝アウグストゥスから3皇帝時代においてまでの期間においてはほぼタキトゥスの記述が採用されている。 タキトゥスの著作はそのままローマの歴史であり、我々はタキトゥスを通してローマの歴史を知る訳…
ローマの歴史を記した歴史書の数は結構多い。 スエトニウスの遺した「皇帝記」もローマの歴史を遺した貴重な史料だと言える。 皇帝記に書かれた皇帝はユリウスカエサルからドミティアヌス帝までの12人。 スエトニウス自体はトラヤヌス帝の時代からハドリアヌ…
後世におけるローマ史の研究家と言えばドイツのテオドール・モムゼンとイギリスの歴史家エドワード・ギボンの2人の名があがる。 今回は「ローマ帝国衰亡史」を書いたエドワード・ギボンの話。
ローマの歴史を語る上で外せないローマの専門家が何人かいる。 テオドール・モムゼンはその筆頭であり、歴史というもののとらえ方を根本から変えて行ったと言っても過言ではない人物だ。 例えばモムゼンによって名誉を回復した人物にティベリウスなどがいる…
先日こんなエントリーが話題になっていた。 gigazine.net 各種SNSにおいて物凄い勢いで拡散され、はてぶは4000に到達しそうな勢いである。 この記事を読んでふと、今までで一番はてぶされた記事ってどれなんだろう? 1000はてぶ以上されるような記事ってどん…