2019-06-11から1日間の記事一覧
春秋の五覇といいつつ候補は八人いる。 その中で確実に入るのは2人、斉の桓公、晋の文公、ほぼ確実に入るのは楚の荘王となっており、あとの2人は史書によって採用されている人物が違う。中国史においてよくあることなのだが、はじめに数字があってそれに誰が…
斉の桓公、晋の文公と共に確実に春秋五覇に入るのが楚の荘王という人物で、前二人が「公」となっているのに対し今回は「王」となっている。 これは前二者が周王朝の権威を尊重して王にならなかったのに対し楚は中原より遠く周王朝の権威が及んでいないことを…
斉の桓公亡き後の春秋時代をリードしたのは晋の文公で、この人物も春秋の五覇に必ず入る人物である。
春秋時代には、五覇と呼ばれた5人の有力君主がいた訳だが、困ったことに五覇の候補は8人もいる。 三皇五帝などもそうなのだが、中国の歴史というのは数が最初に来てしまう傾向にあるらしい。 そんな沢山いる候補の中でも、斉の桓公の筆頭として絶対に入るこ…