キャラが魅力的!ガーディアン・オブ・ギャラクシーの感想と評価を書くぜ!

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今、名作と名高い映画を見ている。

Guardians of the Galaxy」が評判良さげなのでアマゾンプライムで200円払ってみてみた。

アマゾンプライムはプライムに入れば無料で見られる映画も多いけど、200円ぐらいで見られる映画も多いので重宝している。

なお、個人的にはアマゾンプライムに入った覚えはないのだが、いつの間にか入っていた…

 俺の中二心を満足させてくれたぜ!

男という生き物は永遠の中二病患者である。

はっきり言って少年から大人になったところで体だけ成長して心なんて成長していない。

成長しているようなフリをしている奴は多いけど、実は全然成長しない。

考えてみよう、二〇〇〇年前と今を比べて科学技術面は成長しているのに、人類の精神面はまるで成長していないだろう?

たかだか数十年生きたぐらいで成長したような気になるなんて、それこそ子供っぽい考え方だと思わないかね?

などと訳のわからないことを述べており・・・

結局いくつになっても冒険が好きなんだよ。旅というよりも冒険だね。

この映画は冒険ものだ。

ただし道の宇宙を冒険するというよりも、ドラクエみたいに仲間を集めて敵を倒す話。

この映画の良いところは敵役がはっきりしているところだと思う。

誰が敵だかわからない映画も良いけど、この映画みたいにはっきりとした悪役がいるのもいい。

しかも今回の敵役は恐ろしく強い。もともと強いのに劇中パワーアップしすぎて惑星1つ破壊できるぐらいの力を身に着けてしまう。

スターウォーズのデススターの力を1人でみにつけてしまったわけである。そして完全に中二病である。

普通ならそんな奴と戦わない。戦ったって敵いっこないし戦ったところで得られるものなんか何もない。

のに、主人公と仲間たちは戦う。

エリートとは真逆を行く面々

惑星の命運をかけて戦う面々が悉くアウトローというのもこの映画の大きな特徴だ。

メンバーはアライグマだったり海賊みたいな奴だったり人どころか植物だったり、お尋ね者だったりするんだけど、どいつもこいつも度胸だけは抜群で、心の底まで悪に染まっていない、かと言って義賊でもない、なんというか絶妙な塩梅だと思う。

清過ぎる河には魚が住めないとは言うけれど、黒よりの白なんだけどどいつも最後は白をとってしまうような奴らで、そんな連中が「銀河の守護者」の役割になるんだから、ある種のアンチエリートなんじゃないかと思う。

俺は舞台の背景についてくわしくはわからないのだけれど、悪役であるロナンが怒り狂ってるのって最終決戦の舞台になったノバ帝国に一族を滅ぼされたからなんだよな。

帝国というからには実は民主主義じゃないのかも知れないし、現代的に言うと誰が本当に悪いのか?みたいな形になりそうなんだけど、安易にそっちに行かなかったのが良かった。

たまには勧善懲悪ものも見たいんだよな。

この映画は変に説教臭くないから良い。

魅力的なキャラクター達

この映画はキャラ映画だと思っている。

個人的に好きなのは主人公クイルの育ての親ヨンドゥ。

自在に操れる「矢」が思いのほか強力で、あんたそんなに強かったんかい!ってなった。

いい奴ではないけれど、そんなに悪い奴でもない、敵役でも味方役でもない不思議な役どころ。最終的にクイルに一杯食わされてるのに、にこやかに笑っているところになんか余裕を感じるというか、魅力を感じる。

後はやっぱりアライグマのロケットかな。賞金首だったクイルを狙っていたはずが、いつの間にか仲間になって、最終的によく考えたら何の見返りもなく惑星に住む人たちを命がけで助けている訳で、何も話せないけど心優しいグルートが彼のそばにいる理由も良くわかるような気がする。キャラクター的には三国志の張飛、水滸伝の鉄牛に近いかも知れない。ただしそいつらと違って頭も良くて有能だけど。。

ドラックスも好きかな。妻子を殺されて復讐を誓う男で、元々はかなり実直な性格なはずなんだけど、復讐に我を忘れて刑務所に入れられてしまい、仇であるロナンに復讐することだけを考えて生きてきたのが、仲間たちに出会って考え方が変わるあたりは好き。

 ロナンよりも明らかに強そうな大ボス「サノス」が残っているので、まず間違いなく続編があると思うので、結構それが楽しみだったりする。

マーヴェルはスパイダーマンとかアイアンマンとか結構面白い映画が多いんだけど、今のところこれが一番好きかな。