インドとトルコの間に挟まれる形となっているのが中央アジアで、古来より様々な民族が紛争を繰り返してきた地でもあるアフガニスタン。
古くから遊牧民族が興亡を繰り返してきただけあって羊の肉がメインの食材になっており、トルコ料理とインドのスパイス料理の中間のような仕上がりになっているのがアフガニスタン料理の特徴だと言える。
という訳で今回は東中野にある世にも珍しいアフガニスタン料理専門店「キャラバンサライパオ」に行ってきた。
キャラバンサライ包(パオ)概要
キャラバンサライパオは都営大江戸線もしくは中央線沿線の東中野から徒歩一分という好立地に佇んでいる。
営業時間はこんな感じでランチとかは特にやっていない。
[月~土]
17:00~24:00
(ラストオーダー food 22:45 drink 23:30)
[日・祝]
17:00~23:00
(ラストオーダー food 22:00 drink 22:30)
日曜営業
コース料理もあるんだけど、4人以上じゃないと申し込めないようになっていて、3000円から6000円ぐらいの間になっている。
アラカルトで頼んでも4000円もあれば十分なくらいで、リーズナブルな値段設定だと言えるだろう。
キャラバンサライ包(パオ)行ってきた!!
店に入るとこんな感じでいかにも中央アジアっぽい雰囲気が味わえる。
立地の良さもあって結構混んでいるので予約は必須。
メニュー表も赴きがあって良き!
とりあえずサラダを頼んだ。
サラダ美味い!
「カラヒィ」という鉄鍋の煮込み料理。
キャラバンサライパオには何種類かのカラヒィ料理があって、折角なので一番アフガニスタンっぽい「羊肉(マトン)のカラヒィ」を頼むことにした。
このカラヒィをナンにつけて食べるのが良いのだとか。
これはなかなか不思議な味がした。
羊特有の臭みはほとんどなくて非常に食べやすく、スパイスが効いているけれど辛くなくて非常に美味しかった。
ナンとの組み合わせも抜群で、カレーに近い感覚。
カレーが嫌いな日本人はいないと思うので、このお店のカラヒィが嫌いと言う人は少ないはず。
マトンが苦手な人でも問題なく食べられると思う。
そしてこちらはカバブ。
中央アジアでは広く食べられている料理で、トルコ料理のケバブも基本的には同種。
串焼きのことをケバブ(カバブ)と言い、こちらのお店では羊・鳥・羊肉団子の3種類のカバブが食べられる。
今回は折角なので羊のカバブを。
こちらも癖がなくて非常に食べやすい。多分食べやすい工夫をしてあるんだろうなぁ。
チャイも頼んだ。
チャイはかなり濃厚で好き嫌いがありそう。
正直ワシは苦手じゃった・・・
締めは麺料理の「ラグマン」
こちらも中央アジアでは広く食べられている麺料理の定番で、太麺に多分酢をベースにしたタレがかかっている。
酸味が効いてさっぱりしていてとても食べやすかった。
全体としてかなり美味しくて大満足。今回食べた料理は全て1000円以内で価格的にもリーズナブルだと思う。
中央線沿線は美味しいお店が多いなぁ。