今さらながら「アヴェンジャーズ」を見てみた。
俺はマーベルの映画を沢山見ているという訳ではないけれど、結論から言うとかなり楽しめた。
この映画を観るまでに見たマーベルの映画で、今回出てきた主人公達が出ていたのは、「ハルク」と「アイアンマン1~3」だけだった。
マーベルは映画じゃないけれども中学生の頃に「マーベルVSカプコン」という格闘ゲームにはまっていて、キャプテンアメリカとかもわかるし、世界史ブログの運営者なのでソーとかロキとかの北欧神話のこともわかる。
正直スカーレット・ヨハンソンの役どころはよくわからなかったが、スカーレット・ヨハンソンが美しいということだけは分かった。
スカーレット・ヨハンソンは世界でも5本の指に入るぐらい美しいし、ハリウッド歴代女優の中でもトップ10に入るレベルで美しい。
なので俺はスカーレット・ヨハンソンが出ているだけで満足だ。
この映画はお祭りである
この映画を観るにあたって細かいことは気にしてはいけない。
第二次世界大戦の時に活躍した人間の身体能力が現代のテクノロジーを凌駕しているとか、アイアンマンの中身の肉体がなんであれだけの打撃で骨折すらしてないのとか、神であるソーやロキよりハルクの方が明らかに強いとか、そういうことを気にしてはいけない。
この映画はヒーロー達の無双と物語を楽しむためにあるのだ。
マーベルの主役たちが一堂に会したらどうなるのか?
三国志のゲームにだってなぜか項羽とか高長恭とかが出演したりウイニングイレブンにもペレやベッケンバウアーが出たりするだろう?
それと同じだ。
マーベルは実に層が厚い。
今回活躍した主人公達以外にも「スパイダーマン」や「X-MEN」とかいるわけで、所謂我々が「アメコミ」として認知しているキャラクターって大体マーベルなんだよな。
最近観たガーディアンオブギャラクシーも面白かったし、毎月のように映画公開してるんだよな。
最近の映画はあまりチェックしていなかったけど、映画館に足を運んでみようかな。
ただ、新しい映画を見に行くのはある意味賭けなんだよな。それが実際に面白いのかどうかわからないし、公開からある程度経ったらその評判とか口コミが分かるんだけど、それがない状態で見に行って失敗するのも嫌だしなぁと思うけど、思えば面白くなかったら面白くなかったってブログに書けばいいだけなので良いのかも知れない。
今度3月15日に「キャプテン・マーベル」がやるらしいし見に行ってみようかな。
そういう面ではアマゾンプライムとかの他の人の評価とかは参考になるシステムなんだよなぁ。割と宛てになると思う。
キャプテンアメリカとか見たことなかったけど見てみようかなと、この映画を観て思った。
神VS人間
日本のゲームなどでは所謂ラスボスが神であることは珍しくない。
スクエア・エニックスから発売されたsagaシリーズは別名神殺しのRPGとも呼ばれ、最後の敵は神であることが多い。
初代サガのラスボスはそのまま「神」だし、サガ2ではアポロンやヴィーナス、今回出てきたソーの父親であるオーディンなどの神々と戦っていく。
サガ以外ではアトラスから発売されている女神転生シリーズなんかもそうで、最新作「真・女神転生ⅣFinal」ではラスボスが唯一神YHVHとなっている。
アメリカも基本的にはキリスト教国家なので、神と戦うなど恐れ多いという文化だと思うのだが、今回は神の1人であるロキとガンガン戦っていた。
ロキが存在するということは、YHVHは唯一神ではないということで、その時点で不敬な映画ということになってしまうんだよな。
日本には八百万の神々がいて、北欧神話もギリシャ神話もエジプト神話も多神教なんだけど、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は1神教。
でも実際には多神教と一神教の戦いよりも一神教同士の戦いの方が多いんだよな。
エルサレムなんかそれでずーーーーーっと戦っている訳だし。
人間、近しい者同士の方が争いやすい。
話が映画からそれまくっていたけれど、さすがに作中で神を消滅させたりするのはまずいので、あれだけ人を殺したロキも生きたままにしないといけなくて、それが従来のヒーローものとしては大分後味の悪さを残した点はあると思う。
でも、これだけの豪華メンバーを相手に戦えるのはもう神のレベルじゃないと厳しいよなぁ。
続編もいくつかあるみたいだから、これを機に見てみようと思う。
さすがに製作費に2億2千万ドルという飛んでもない額をかけただけあって迫力は満点。
本当は映画館で見るべき映画だったんだろうなぁと思う。
あと、この映画の派生作品たる「エージェント・オブ・シールズ」がアマゾンプライムで見られることも今知った。
まったく、いくら時間があっても足りないぜ。