生まれてから今まで、一体何本の映画を見てきたんだろう?
数えたことはないけれど、きっと1000本は超えるんだろうな。
この記事を書く前は、100本も面白いと思える映画に会ってきたんだろうか?って思ってたけど、実際に並べてみたら100では収まらなくて、正直100に絞るのはとても大変だった。
改めて好きな映画を並べて見ると、本当に色々なことを思い出す。
この時期楽しかったなぁとか、この時は大変だったなぁとか、この時期のことは思い出したくないとか。
そんなことを思い出しながら、あぁ、映画ってつまり人生の一部なんだなぁと、今回この記事を書いていて何度も思った。
今はいい時代になった。
ビデオオンデマンドサービスが発達してきたから、見たい映画は色々探せばすぐに見たい映画を見られる。
俺が子供頃、見たい映画を見るのは結構大変だった。レンタルビデオ屋に行ってVHSのテープを借りるんだけど、そもそものレンタル代も結構高かったしそんなに品ぞろえもそんなに充実していないので見たい映画が見られない。その上インターネットがないからどの映画が面白いのかもよくわからなかった。
正直面白くない映画も山のように見てきた。
アマゾンプライム、Netflix、hulu、U-NEXT、今回紹介する映画はどれかのサービスでは見られるようになっていると思う。俺はアマゾンプライムで映画をよく見ているので、アマゾンプライムで見られる映画についてはその旨を記しておいた。
今回もこの記事には広告を貼らないことにした。
アドセンスの審査に通ってないということもあるが、正直今回の記事に関しては儲けたいという欲求よりも遥かに読んで欲しいと思う欲求が強い。
このブログを始めて2か月と少し、段々と自分もブロガーらしくなってきたような気がする。
今の時代、家でも見られる映画を、わざわざ映画館で観るのは、他の人と感動とかを共有したいからって面も大きいと思う。
今回俺はこの記事を通してそんな何かを多くの人と共有していきたいと思っている。
だからこの記事に関しては、はてななりツイッターなり各種SNSなりで拡散してもらえたら非常に喜ぶ。まだブログを始めて日は浅いが、50ハテブ以下だったらはてなを辞めてwordpressに移行しようかなとさえ思う。
なにせ書くのに30時間以上はかかってしまった。
ピカソ風に言えば今迄の人生+30時間かも知れない。
なぜ1円にもならない記事にそんなに時間がかけられたのかと言えば、それはきっと俺が映画が好きだからなんだろうと思う。
この記事を書き始めるまで、自分でもそんなに映画が好きだとは思っていなかった。特に詳しい訳でもないし。
なお今回のランキングを作成するにあたり、シリーズものはそのシリーズの中で一番好きなやつを1つだけランクインさせることにした。
そうしないと特定のシリーズで埋まってしまうからな。
それじゃあグダグダと前置きが長くなったけど、俺が人生をかけておすすめした映画100選を是非みてくれ!
第100位:カンフーハッスル
こんなもの笑ってしまうわ!
少林サッカーの流れで今度は本格的なカンフーやるのかと思ったら、ありえねー!な展開に。
でもドラゴンボール好きな人ならこの映画も好きだと思う。
整合性とか芸術性とか全く考えずに肩の力を抜いて見られる映画。疲れている時に見るのが良いと思う。
敵も味方もドンドン強くなってきて、最終的に少年ジャンプみたいに覚醒が始まるという中二心をくすぐる映画になっている。
名作とかそういうんじゃなくて、純粋に面白い、
第99位:スラムドッグミリオネア
結構キツイ映画。食事時や疲れている時に見るのは推奨できない。
でもいい映画。
インドという国が抱える巨大な闇が、あるいは世界が抱えている大きな闇が描かれた映画。
インド映画というと「踊るマハラジャ」に代表されるように歌って踊ってが多いんだけど、この映画にはそんな要素はない…と思ってたら最後やっぱりあったぜ。
アマゾンプライムで見られる。
第98位:桐島部活やめるってよ
桐島が出てこないことで有名な映画。
神木隆之介君ってやっぱ演技巧いんだよなぁ。
SPECのニノマエとかさ。
これは所謂「スクールカースト」について描いた映画で、見るものを確実に嫌な気持ちにさせ、見終わった後は確実に嫌なものをみた感じになるんだけど、でもそれだけよくできているってことでもある。
登場人物が他の映画にはない嫌さ加減が出てきて、ぶん殴りなくなってくるんだけど、それぐらいリアルなんだよなぁ。
松岡茉優なんてこの映画だとすげぇ嫌な女なのに、バラエティとかでてるといい子に見えるから、やっぱり演技巧いんだろうなぁと思う。
でもそういう風に撮影できる監督の力量が優れているんだろうなぁ。
第97位:ソーシャルネットワーク
facebookを作った男マーク・ザッカーバーグの半生を描いた映画。
実は事実と全然違うと聞いて驚いた。
よく訴えられなかったと思う。なにせザッカーバーグに対して全く好意的じゃないからな。完全な人間的欠落者として描かれているし、ふられた腹いせにfacebook作ったみたいになっているけど実際にはそのような事実はないらしいじゃないか。
でも映画としてはよくできていて、アメリカの大学の雰囲気なんかも疑似体験できるしテンポよく進んでいくので気が付いたら観てしまっているという感覚を味わえる。
第96位:デスノート
少年ジャンプをこよなく愛する俺だが、原作よりも映画が優れているのはこのデスノートだけだろうと思う。
むしろ原作がこう終わって欲しかったというような終わり方をして、原作よりも遥かに面白い。
原作はLが亡くなってからは完全に駄作だった。最初少年ジャンプでデスノートが始まった時は衝撃的だったんだけど、完全にキャラクターの能力が作者の能力が超えてしまって明らかに手に負えない感じになっていた。
最後の方は夜神月が同じ作者の漫画に出てくる天才マンみたいになってしまったんだけど、映画版ではそうはならなかった。
夜神月はやっぱり藤原竜也が演じるに限るな。
ものすごいマッチ率だよ。
第95位:アフタースクール
大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人などの我が国の演技派な人たちが出てくる映画で、監督は「運命じゃない人」の内田けんじ。
「運命じゃない人」は面白かった。明らかに予算がない中で知恵を絞りつくして考えつくされた映画で、このアフタースクールでもその丁寧さは健在だった。というよりむしろパワーアップしていた。
この映画を見終わった後ふと思う。この映画の主人公って誰だったんだろうと。
最初は堺雅人かなとも思ったけど、見て行くうちに佐々木蔵之介になって、でもやっぱり通して考えると大泉洋演じる教師の神野なんだよなぁと思う。
神野が最後に言うセリフは、映画を見終わったあとでも何度か思い出してしまう。
「あんたみたいな生徒どのクラスにもいるんだよ。全部わかったような顔して勝手にひねくれて、この学校つまんねーだの何だの。……あのなぁ、学校なんてどうでもいいんだよ。お前がつまんないのは、お前のせいだ」
アマゾンプライムで見られる。
第94位:グラディエイター
ラッセル・クロウ主演、リドリー・スコット監督のローマ帝国を舞台にした壮大な映画。
世界史ブログとしてはやはりこの映画を入れない訳にはいかない!
史実とはだいぶ違うんだけど、創作としてとらえるととても面白い映画だと思う。
一応史実とどこか違うかという点について書くと、映画ではコンモドゥスが皇帝になるために父であるマルクス・アウレリアヌス・アントニヌス帝を殺害したことになっているが、実際にはそのような事実は全くない。
むしろアウレリウス帝が存命の時からコンモドゥスは共同皇帝だった。
次にルチッラが善玉みたいに書かれているが、コンモドゥスが暴君と化したのはルチッラのせいだという見方が強い。
あとはマクシムスなる人物は存在しないし、コンモドゥス帝亡き後に元老院主導の政治なんか来てないし、むしろ真逆の時代、元老院なんか基本無視するような軍国政治である軍人皇帝時代がやってきた。
史実と言えそうなのは、コンモドゥスが実際に闘技場で剣闘士として戦っていた点と親衛隊が皇帝を裏切ったとみられる点ぐらいかな。
史実との違いが気になってしまうために、歴史好きほど歴史映画を楽しめないというのはなんだか皮肉な感じもするんだけど、さすがにちょっと見ててコンモドゥスが可哀そうになってきたので書いておいた。
第93位:ライフイズビューティフル
泣かずに見るのは無理なイタリア映画。
ムッソリーニ率いるファシスト党制圧下のイタリアを描いた作品で、強制収容所に入れられる親子の物語。
まさに人生は美しい。
第92位:シザーハンズ
ジョニーデップと言ったらやっぱりこの作品。
ティムバートンと言ったらやっぱりこの作品。
映画の題名の通り手がハサミでできている男の物語で、誰よりも優しいのにふれるものを傷つけてしまうのが悲しいんだ。
男を作った博士が最後に手を作ろうとした瞬間に死んでしまったのではさみ男はそのまま1人屋敷に取り残されてしまう。
ひょんなことから街に姿を現すはさみ男は、最初は皆の人気者になるんだけど、段々いいように利用されて、完全なる勘違いから街の人たちに嫌われてしまう。
純粋な人間を利用し、異質な者は排除するという人間の醜い本能を描いた映画でもあって、同時に美しくも儚いラブストーリーという面も持っている。
人間の綺麗な面と汚い面を両方描くことに成功したとも言える。
第91位:メメント
見るととても疲れる映画。
天才クリストファー・ノーランが監督した作品で、ノーランの名が世界中に知れ渡るきっかけとなった映画。
最初見た時は何が起きたかさっぱりわからないし何の解説もなくものすごいスピードで映画が進んでいったので全くついていけなかった。
途中ぐらいで映画のカラクリに気づく訳なんだけど、そのカラクリにどこで気づくかがこの映画の評価にそのままつながると思う。
ある人は傑作だというだろうし、ある人はただの駄作だというだろう。俺は結局見終わった後すぐに二度目を見た。
第90位:ウォーターボーイズ
俺の卒業した大学にはひたすら講師がイケメンについて話すという謎の授業があった。
洒落でもなんでもなく授業を行っている講師はただひたすら真剣になぜその人物がイケメンなのかを語っているんだぜ?
しかも40超えたおっさんがな!!
その講師の特にお気に入りだったのが妻夫木聡で、この映画はその授業中に見た。
映画自体は純粋に面白かった。妻夫木聡や玉木宏や竹中直人さんと言った濃い出演者がまだ今よりずっと若くてエネルギーに満ち溢れていた感じがある。
竹中さんが出るとなんか名作率が上がる気がする。
その授業が終わると皆で遊びに行っていたので、その分の補正は加わっているかもしれない。楽しい時代に見た映画は楽しい思い出が残っているもんなんだよな。
第89位:パイレーツオブカリビアン
やっぱり第一作目の「呪われた海賊たち」が好きかな。
逆に3作目は全然意味が分からなかった。4作目もなんかよくわからなかった。2作目は割と好き。
この映画はジョニー・デップがキャプテンジャックスパローを演じたからよかったんだと思う。他の人では無理だわ。
プロット云々というよりもキャラ映画としては究極系じゃないかなと思う。
でも正直もうパイレーツ系の新作はいいやという気になってる(--;)
第88位:グッドフェローズ
マーティンスコセッシ×ロバートデニーロという黄金コンビの揃った映画。この組み合わせの映画はこのランキング内でもこの先いくつか出てくる。
暴力的な映画で、本当のマフィアってこんなもんだよなぁと思ったら実話をもとにしていたと聞いて驚いた。
グッドフェローは良い仲間という意味らしいが、正直全然いい仲間じゃないよな・・・
第87位:酔拳
やっぱジャッキーはいいよな。
中でも酔拳はいいよな。
調子に乗った若者が敗北を知り、強く成長していく様を描いた傑作映画で、ジャッキーの出世作でもある。
なんだかんだジャッキーの映画は50ぐらいは見てしまっている訳だけど、やっぱりこれが1番かな。
第86位:ピンポン
皆この映画好きだろ?
俺は好きだぜ!
窪塚洋介ってやっぱり同世代の中でも頭一つ抜けてたと思うんだけど、抜けすぎて目標を失ってしまった感じがあると思う。日本という国の限界が当時はあったんだと思う。例えばイチローがあのまま日本にいても下手すれば腐ってたんじゃないかなと思うし、今みたいに気軽に海外に出られる時代じゃなかった。
この映画は中二っぽくていいんだよ。チャイナとかアクマとかおかしな綽名の敵たちが沢山出てきて、敵がどんどん強くなっていって、主人公が覚醒して、ラスボスは実はずっと一緒にやってきた友達で、しかも最後の戦いは・・・
アマゾンプライムで見られる。
第85位:市民ケーン
プロの批評家が選ぶと必ず1位になる。
映画好きが好きなオーソン・ウェルズの作品。
この映画には、実在の新聞王をモデルに映画を作ったためにマスコミを敵に回してしまったために宣伝が全然できなくて興行的にはあまり成功できなかったという逸話がある。
日本で考えたら民放が全部的に回る訳で、そうなるとかなり苦しいよな。今ならインターネットとかあるけど、当時はテレビさえ満足に普及してなかった頃だし。
そういう経緯も手伝って批評家からはものすごく評価が高い。
果たして本当にそれほど優れた映画なのか?それは見てのお楽しみと言ったところだろうか。
アマゾンプライムで見られる。
第84位:君の名は
正直に言うと泣いた。
RADWIMPの音楽もいい。
金曜ロードショーで見逃したのでアマゾンでお金払ってみたわけだが、何度でも見られるようにDVDを購入すればよかったと思ってる。
主題歌の再生回数が半端ない。2億回って・・・
第83位:ラヂオの時間
三谷幸喜って天才なんだと思うよ。
これは映画というよりは舞台をそのまま映画に持ってきたっていう表現が個人的にはしっくりくる。三谷ワールドとでもいうべきか、その独特の世界観は舞台でもテレビでも映画でも同じなんだなっていう一作。
戸田恵子さんはやたら演技が巧いし若いころの唐沢さんは男前だしおひょいさんはいい味出してるし、色々な要素が化学反応を起こして傑作になったという感じの映画で、肩の力を抜いて気楽に楽しめるようになってる。
アマゾンプライムでも見られるしおすすめ度は高し!
第82位:羅生門
黒澤明、三船敏郎という世界最強コンビの大傑作。
同じ事件についての証言が関係者全員で食い違い、最終的に答えは藪の中なのが面白い。
黒澤作品は傑作が多すぎてどれを入れるか迷う・・・
第81位:鍵泥棒のメソッド
内田けんじ監督の最高傑作。
アフタースクールではあまり活躍しなかった堺雅人が大活躍。
この人の映画はネタバレを避けたいのであまり詳しくは書けないんだけど、やっぱり練りに練られたプロットがこの監督の魅力だと思う。
「運命じゃない人」「アフタースクール」が好きな人ならこの映画も好きだと思う。あと監督違うけど「サマータイムマシーンブルース」も 。
アマゾンプライムで見られる。
第80位:ローマの休日
世界最高の美女であるオードリー・ヘップバーンが主演し歴史に残る名監督であるウィリアム・ワイラーがメガホンをとった不朽の名作。
グレゴリーペックもイケメンすぎる。。
美男美女が繰り広げるハイパープラトニックなラブストーリー、それがローマの休日だ。
第79位:プライベートライアン
第二次世界大戦末期のノルマンディー上陸作戦を描いた作品。
世界史好きとしてはやはりこれは外せない。
スピルバーグが監督しトムハンクスが主演するというある意味約束された映画だった訳だが、俺はこの映画でマット・デイモンを初めて知った。そしてマット・デイモンがハーバード大学を卒業していると聞いて驚いた。
映画の内容とはあまり関係ないのだが、俺が好きな「中二の頃作った黒歴史RPGを実況プレイするぜ」という動画の中で何度もこのプライベートライアンの話が出てきている。
非常に時間泥棒な動画なんだけど、かなり面白いので暇で暇でしょうがない人が見てみると良いと思う(><)
第78位:トランスポーター
かっこいいハゲが無双するお話。
そう、禿は決してカッコ悪くなんかないんだ!
アマゾンプライムで見られる。
第77位:ボヘミアン・ラプソディ
クイーン好きの俺得映画。
この映画はやはり映画館で見てこその映画だと思う。
映画によっては家で見るのが良い映画もあれば1人で見るのが良い映画もあれば人と見る方が良い映画もあるんだけど、この映画はスクリーンで観客と一体となって見ることでその魅力が引き出される映画と思う。
ラストシーンのライブエイドのシーンなんてまさにそれで、多分家に帰ってから多くの人がyoutubeでクイーンのライブエイドの動画を見ると思うんだけど、なぜかオリジナルなのに映画で見る方が感動するという体験をすると思う。俺がそうだった。
クイーンの曲がこれでもかと入る構成はもちろんラストに向かって行く疾走感やフレディの孤独感なんかがよく描けている映画で、事実は異なる部分も結構あるけれど、よくできた伝記映画だしよくできたミュージック映画だし、総合して良い映画だと思う。
ただ、最後はやっぱり「I was born to love you」で締めてほしかったかなと思う。そうしたら順位はもっと上だったかな。。
第76位:燃えよドラゴン
俺は高校時代ブルース・リーにはまっていた。
はまりすぎて武道を習いたくなって空手を習いに行ったぐらいだ。
でもしょうがない、ブルース・リーを見たら男の子なら誰でもブルース・リーみたいになりたくなってしまうんだ。
強い男にあこがれるのは、男女ともに持っているいわば本能なんだよな。
で、その本能をこれ以上ない勢いで刺激してくるのがこの「燃えよドラゴン」な訳だ。
思い出したらなんかカンフーやりたくなってきた。
テーマ曲も一度聞くと脳内で何度もリフレインされる。
第75位:ベン・ハー
世界史好き、中でも古代ローマ好きの俺としてはこれを入れない訳にはいかない。
実は「ベン・ハー」は幾度となく映画化されていて、中でも1959年に名監督ウィリアム・ワイラーが監督したベン・ハーは傑作で(他のは見てないけど)、主演は猿の惑星でも主演したチャールトン・ヘストン。彼の存在感がとにかく半端ない。ここまで画になる俳優も珍しい。
内容はキリスト教チックな奇跡の話で、映画史上でも稀に見る圧倒的なスケールで描かれるスペクタクルは3時間を超える上映時間の長さを忘れさせること間違いなし。
アカデミー賞11部門受賞の実績は並じゃないって!!
中でも戦車のシーンは映画史に残る伝説と言っても過言ではないだろう。
第74位:ライムライト
歴史上最も有名な映画人であるチャップリンの代表作。
公開当時はウケがあまりよくなかったらしいが、チャップリンと言えばライムライトがまず最初に思い浮かぶ。
この映画を初めて観たのは大学の授業で、ひたすらセリフの書き取りをやった記憶がある。
法学の授業は1ミクロンも役に立たなかったけど、結構大学の授業で知った映画や音楽は心の中に残っているのでそっちは役に立っているのかもな。
老いて死のうと思っていた大道芸人のカリベロが若い女性を自殺から救うべく色々励ましているうちに自分も励まされるという話。チャップリンらしくバッドエンドで終わるんだけど、見た後の気分はそんなに悪くならない。
この映画は歴史に残るような名言が連発されていて、今でも折に触れて思い出すような言葉が多い。
But, there’s something, just as inevitable as death.
And that’s life.|Life, life, life!
でもね、死同様生も避けられないものなんだ。そしてそれが人生なんだよ!
Life is a desire, not a meaning.
Desire is the theme of all life!
生きていく上で大切なのは意味を追い求めることなんかじゃない、願望を追い求めることなんだ
願望こそが人生のテーマなんだ
ライムライトは、チャップリンという1人の人間のlifeがつまった名作なんだ。
第73位:自転車泥棒
いい文章を読んだりいい映画を見ると心が動く。
どう動くのかは映画によっても気分によっても違う。
自転車泥棒を見ていると心が締め付けられる。
1948年に撮られた映画で、監督はネオリアリズモで知られるヴィットーリオ・デ・シーカ。
この映画のプロットはたったの1行で言い表せて、それは主人公が盗まれた自転車をひたすら探すというもの。
たったそれだけなのだ。
でも、たったそれだけのことが死活問題なのだ。
人間の弱さや貧困の恐ろしさ、そして家族への愛などがたった90分ぐらいの間に全て詰まっている名作。
余談だけど、この映画の製作には若き日のセルジオ・レオーネが関わっていて、彼は後に傑作を次々に生み出すようになる。
第72位:裏窓
監督がヒッチコック、主演が名優ジェームズ・スチュワートと歴史に残る美女グレース・ケリーという最強の布陣。サッカーで言ったらペレとマラドーナとベッケンバウアーが1つのチームにいるようなものだ。
ヒッチコックの映画は良くも悪くもエンタメよりで、正直ちょっと子供っぽいところもあるんだけど、文句なしに面白い作品が多くて、やはり代表作を1つ選ぶとなると個人的にはこの裏窓になる。
第71位:雨に唄えば
タップダンスだ。
この映画を見ると雨の日とタップダンスが好きになるんだ。
第70位:シックスセンス
死んだ者の姿が見える少年とそれを支える精神科医の話。
精神科医は過去に患者を救えなかった悔恨から少年をどうしても助けたいという想いがあり、少年の心を話を熱心に聞く。
少年は実は幽霊が見えることを告白し、ともに幽霊がどうして少年に許へ現れるのかを探っていく。
そしてその謎にこそ大きな秘密があるのであった。
その謎をここで書く訳にはいかないけれど、こりゃあ一本とられたよ!という気持ちになる。
第69位:羊たちの沈黙
映画史に残る大悪党ハンニバル・レクター博士の登場作。
ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの競演が光る一作で、かなりグロテスクな内容なのだが、他の映画とは一線を画す何かを持った問題作。
まさにサスペンスという名がぴったり合う映画で、原作者はこの映画の原作小説を書くのに実に6年もの歳月を費やしたという。
アマゾンプライムで見られる。
第68位: ディパーテッド
香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクで、監督はマーティンスコセッシ、主演にレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンという豪華俳優陣を据えた映画。
マフィアに潜入したFBI刑事とFBIに潜入したマフィアの2人の主人公を軸に物語は進んでいく。
警官はマフィアよりに、マフィアは警官寄りになっていき、両者ともに職場での信頼を得たり恋人を得たりその心情が変わっていくのが面白い。
最後のオチも中々強力で、そりゃあ泣きたくもなるわなぁと不思議な気持ちで映画を見終わった。
第67位:ビバリーヒルズコップ
エディマーフィーの代表作。
犯罪都市デトロイトの刑事アクセル・ホーリーが友の仇を討つために高級住宅街であるビバリーヒルズに乗り込む話。
話の本筋も割としっかりしているが、やはりエディマーフィーのコメディアンとしてのズバ抜けた才能が一番発揮されているのがこの映画の魅力だと思う。
第66位:ダイハード
「なんて日だ!」ではなく「なんてクリスマスなんだ!」で有名なブルースウィルスの代表作。ビルを乗っ取ったテロリスト達を相手にたった1人で戦う男のお話。
無双系というよりも知恵を振り絞って戦う系の映画で、敵も中々賢いのだが、主人公がさらにその上を行く。
年末とかに家族と見たい感じの映画かな。
第65位:キサラギ
これは好きだな。ここに入れていいのかどうか迷ったけど、やっぱ面白いんだよな。
B級のアイドルが死んでしまい、その一回忌に集まったファンたちのやり取りだけで進む映画で、場面の転換とかそういうのはない。俺はそういう映画に弱いんだと思う。
段々と明らかになっていく事実が意外で、伏線の引き方もかなり丁寧で実は全然無駄のない作りになっていて感心する。
良い小説や映画は巧妙に伏線が貼られている物語だと思っているので、やっぱりこの映画はいい映画なんだと思う。
第64位:レザボア・ドッグス
映画が好きすぎる男クエンティン・タランティーノ監督が撮った映画で監督本人も出てる。
兎に角先の展開が読めない映画で、どうするんだ?どうするんだ?あーそう来るのかー!!ということを1人で楽しめる映画。
ネタバレは絶対厳禁
第63位:アメリカンビューティー
この映画の良さは一体何なんだろう?
内容は全編を通して暗く、気持ちの悪さで満ちている。ケビンスペイシー演じる主人公は娘の同級生相手にひたすら欲情しているし家族の気持ちはバラバラだ。
最後までバラバラで気持ちが1つになるとかそういうこともない。
でもこの映画はいい映画だと思えるんだよなぁ。
日本でも今問題になっていることなんだけど、アメリカの中流家庭は崩壊が起きていて、その様子を見事に描いていると言えるのに、それを「アメリカン・ビューティ」なんて題名をつけて映画にするんだから皮肉が効いている。
どこまでもどうしようもなくリアルな映画で、あるがままの心で生きようと願うから人はまた傷ついていくのだなぁと言った感じ。
アマゾンプライムで見られる。
第62位:クレヨンしんちゃん モーレツ大人帝国の逆襲
「ひろしが自分のくつしたの臭いを嗅ぐシーンが泣けるんだよ」
大学時代、友人が熱弁しているのを冷めた感じで聞いていた。そんなギャグシーンで泣けるわけがないと。
スマン、泣いたわ。
しんのすけの父親であるヒロシは日々のストレスから解放されるために子供に戻ってしまう。
大人になった今、気持ちがめっちゃわかる。
でも子供になってしまったことで同時にしんのすけやひまわりのことを忘れてしまった。で、自分靴下の臭いを嗅いで大切な家族なことを自らの人生と共に思い出すわけだが、それがまたこの記事を書きながらでも泣けてしまうシーンなんですわ。
普段ギャグ漫画であるクレヨンしんちゃんだからこそシリアスなシーンが映えるんだろうな。
まさかクレヨンしんちゃんに泣かされるとは、日本中が不意打ちくらった映画だよ。
第61位:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
監督がセルジオ・レオーネで主演がロバートデニーロというこれまた最強コンビが作った映画。
なにげにロバートデニーロの登場回数多いな。。
完全版は3時間を超える長い映画で、ある男の生涯を描いた作品となっている。
過去と現在の両方を軸に展開していき、ある時2つの線が交わっていく。
かつて机を並べた者同士が、今はまるで違う生活をしているのは誰しもが経験することだと思うけど、この映画はその究極系とも言えるかも知れない。
ちなみに最初に上映した際にはあまりにも長すぎるので配給会社が勝手に半分ぐらいカットした状態で上映したため批評家から酷評されたという。
後にレオーネ監督が自ら3時間を超える完全版を発表すると評価が一転し、各方面から激賞されることになったという逸話がある。
アマゾンプライムで見られる。
第60位:時計仕掛けのオレンジ
スタンリーキューブリック監督のあまりにも強烈な映画。
強烈すぎて正直もう二度と見たくない。
間違いなく傑作だが、見る時には注意した方がいい。この映画を見た後しばらく、俺は映画そのものを見るのが嫌になったほどだ。
暴力的で救いがなく、正義は悉く死んでいる。悪徳だけが勝者となり、妥協と隠蔽だけが支配するディストピアを見たい人には良い映画かも知れない。
アマゾンプライムで見られる。
でももう見ない。
第59位:ジュラシックパーク
小さい時に父親と見に行った映画。母親は恐竜なんて見たくないと言って家に残ってたんだよな。
幼いころの俺は話の筋なんてわからず、とにかく恐竜が動いていれば満足だった。コハクとか遺伝子とか意味わからん。それでも楽しめたのがスティーブン・スピルバーグ監督のジュラシック・パークだ。
プライムビデオで見られる。
第58位:ギルバード・グレイプ
大学の授業で見た映画シリーズ。なんだかんだで大学の授業では良い映画を取り扱うな。もう一回大学行きたくなってきてるよ。思えば働かないで生活できている時期ってすごいよな。
ボーっと見てたので途中まで出ているのがジョニーデップであることにもレオナルドディカプリオであることにも気づかなかった。
ジョニー・デップが特別好きな訳じゃないんだけど、気が付けばもう3回も登場しているな。やっぱり演技うまいと思う。
この映画はジョニー・デップが主人公が抱えるやるせなさを表現できたことに成功があった。
必死になればなるほど何かが遠ざかっていく感覚。
まるで全てがうまく行かない。理解してもらえない。
そんな青年を演じられたのは、やっぱりジョニー・デップだけだったんだろうな。
やっぱ名優だよ。
第57位:ユージュアルサスペクツ
恐ろしい男「カイザーソゼ」に翻弄される人々を描いた作品で、あらゆる面でネタバレ禁止映画。
「見えない敵」ほど恐ろしいものはない。そういう意味では映画史上最も恐ろしい敵だとさえ言えるだろう。
アマゾンプライムで見られる。
第56位:ガーディアン・オブ・ギャラクシー
キャラがいい、スピード感がいい、中2っぽさ全快な展開もいい、とにかく俺のお気に入りの映画。
宇宙最強とか秘宝とかそういうのが好きな人なら間違いなく楽しめる映画。
そうじゃなくてもアライグマを始めいいキャラがそろっているのでキャラ映画が好きな人も満足できると思う。
ヨンドゥという人物が使うヤカの矢が欲しい。。
追記:「ガーディアンズオブギャラクシー2(リミック)」を見た。。1よりもさらに傑作で、2はさらに上位に入る!
第55位:逃亡者
ハリソン・フォードの代表作。
無実の罪を着せられた男とそれを追跡する人間達を描いた映画。
この映画がどれくらい流行るかでその社会の文明度、社会度がわかるとさえ言われていて、司法機関や捜査機関に対する信頼がこの映画の評価を大きく変えるであろう。
なんだかんだ言って日本は警察や裁判所は機能しているのでヒットしたが、そうでない国の人々では受け止め方が全然違うらしい。
主人公演じるハリソン・フォードはもちろんだが、それを追いかけるトミーリー・ジョーンズの演技も良い。
ちなみに個人的にはトミーリー・ジョーンズの主演したメンインブラックも好きなんだが、今回枠が足りなくて泣く泣く削除した。そっちも面白いから是非見てほしい。
第54位:セッション
106分の上映時間のうち、90分ぐらいは駄作にしか感じられない映画。
だが、残り10分でこの映画は大化けする。
真の名作とはそんなものかも知れない。
ドストエフスキーの小説なんかも、途中まではむしろ読むのが苦痛だとさえ思うのに、ラストの方は何とも言えない心地のよさを感じるようになっているし、白鯨なんかでもラストシーンのために全てがあるような気さえする。
シンプルイズベストな映画で、大掛かりな予算もなく、登場人物も少なく、恋もしない。ただ音楽への狂気と音楽への愛情だけがそこにある映画。
何かに対して愛を持っている人は、この映画にその何かを投影できるんじゃないかなと思う。
この映画は所謂「お約束」を悉く外してきて、見ている人を何度も裏切る。でもこの映画は芯の一本通った映画で、軸は全然ブレていないからすごい。
第53位:男はつらいよ
母親が好きで幼いころから何度も見てきたので、俺はもうこの映画が好きなのかどうかすら判別つかないレベルになっている。なにせ物心つく前から見ているのである種空気と同じレベルの存在感になっている訳で。
このシリーズのプロットは非常に単純で、寅さんが帰ってきて問題起こしてまた出て行って旅先で恋に落ちてまた帰ってきて騒動起こしてまた旅に出るというそれを50作も繰り返した訳だが、日本人は水戸黄門が好きなようにお約束が好きなのだ。
大体いつも同じことやってるのになぜか飽きないんだよなぁ。
第52位:ボーンアイデンティティ
マッド・デイモン主演のボーンシリーズはどれを一番にするのか難しい。
どれも非常に高い完成度を誇っているからだ。
所謂「記憶喪失もの」で、主人公が失われた記憶を探していく話なんだけど、その記憶やら秘密やらの規模がでかい。
日本の映画では絶対にこういうのは作れないだろうなという感じ。
個人的にボーンとゴルゴ13が戦ったらどっちが勝つんだろうというのは興味がある。あるいはシティハンターの冴羽亮。
多分引き分けに終わるんだろうな。。
第51位:フォレストガンプ
人生はチョコレート箱のようだ。
誰よりもきれいな心を持ったフォレスト・ガンプを通じて1950年から1980年代ぐらいまでのアメリカの歴史そのものを体験できる映画。
泣かせるような演出が多数入っているが、実際に泣いてしまうから困る。特にベトナム戦争で親友が亡くなってしまうシーンとかは涙なしには見られない。
「家に帰りたい」
というセリフは、きっとベトナムにいた誰もが思っていたことなんだろうな。
アマゾンプライムで見られる。
第50位:カサブランカ
あまりにも名言が多すぎる映画。
「昨日?そんな昔のことは覚えていない」「明日?そんな先のことは分からない」
「君の瞳に乾杯」
ハンフリー・ボガードがあまりにもかっこよすぎて、男でも惚れてまうわ!状態になる。
製作されたのは1942年で、日本が欲しがりません勝つまでは!とか言っている間にこんなもの作っちゃうんだから、どうあがいても勝ち目なんてなかったわな。
アマゾンプライムで見られる。
第49位:波止場
ハリウッド史上最高の名優は?
そう聞かれたらマーロン・ブランドの名を挙げる人は多いだろう。
ゴッドファーザーのドン・コルレオーネを演じたことでも名高いが、やはり彼の代表作は波止場だろう。
落ちぶれたボクサーが波止場を仕切るマフィアに抵抗するさまに、信念とは何かを思い出す人が多いのではないかなと思う。
「抵抗」こそが映画である。監督であるエリア・カザンの声が聞こえてきそうな映画だ。
第48位:ロッキー
ロッキーはその作成秘話まで含めて1つの映画と言えるかも知れない。
ロッキーの脚本はある日雇い労働者が書いたもので、その者は食うや食わずの生活をしながらいつか成功できる日を夢見ていた。
まるで芽が出ない、チャンスもない生活をしていたその男は、ある日ボクシングのチャンピオンであるモハメド・アリに立ち向かう挑戦者に目を奪われる。
勝負はアリの勝利となったが、チャンピオンに立ち向かうその姿はその男の感動を誘った。
男はチャンピオンに挑む男の話を書き、そして売り込んだ。
脚本にはすぐに値が付いた。男の生活水準からすれば数十年分の年収だった。
でも男はその脚本をすぐには売らず1つの条件を付けた。
ロッキーは俺が演じる!
脚本を書いた男の名はシルベスター・スタローン。
ロッキーとはスタローンでありスタローンとはロッキーだったのだ。
映画俳優シルベスター・スタローンはこうやって登場した。
ロッキーは大ヒットし、スタローンはスターへの道を驀進した。
アマゾンプライムで見られる。
第47位:スタンドバイミー
スティーブンキング原作の名作映画。
有名な俳優が誰も出ていないのに名作というのは実はかなり少ない。
汚いシーンはあるは最後悲しくなるわの問題作でもあるんだけど、やたらと記憶に残る映画になっている。
初代ポケットモンスターで主人公の母親がこの映画を見ているのも印象的。
特に主題歌は流れるたびになんか泣きそうになるんだよなぁ。
第46位:どらえもん のび太と鉄人兵団
俺は大山のぶ代さんの声を聴いただけで泣いてしまうんだよ。
ドラえもんの映画は名作が多いのでどれをランクインさせるか非常に迷ったんだけど、やっぱり一番は鉄人兵団だな。
ある意味禁じ手を使ってドラえもん達は勝利するんだけど、明らかに禁じ手でも使わなければ鉄人兵団は勝てない相手だった。ドラえもんが明確に負けたのはやはり鉄人兵団だけだろう。
そのために犠牲になったリリムが泣ける。思い出しただけでも泣ける。
ちなみにドラえもん映画の中での俺的トップ5はこんな感じ。
5位:魔界大冒険
4位:リトルスターウォーズ
3位:日本誕生
2位:海底鬼岩城
1位:鉄人兵団
あらためて藤子不二雄氏は天才ですわ。
第45位:サイコ
大学時代、夜中ふとチャンネルを回すと映画がやっていた。すぐに回そうと思ったのに画面が釘付けになってしまったのを今でも思い出す。
この映画は一体これからどうなっていくんだ?
言いようもない空気が、映画全体を覆いつくす。単にドライブをしているだけのシーンから目が離せなくなってしまったのだ。
その後も全く目が離せなかった。一体これから何が起きるのか?そのドキドキとワクワクは映画の最期まで続いた。そしてオチがついたその瞬間、どっと疲れた。
その映画がアルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」であることに気づいたのは、映画を見終わった後のことだった。
こんな映画は思えば、ヒッチコック以外は作れないよな。
第44位:用心棒
ビートたけしや爆笑問題太田光と言ったお笑い芸人に多大な影響を与えた黒澤明監督の名作。
特に傑作と言われているのがはじめのシーンで、ほんの数秒のシーンで殺伐とした世界観を表していることから、黒澤明の力量がよくわかるシーンだと言われている。
後に傑作を沢山生みだすことになるセルジオ・レオーネが「荒野の用心棒」としてリメイクしたことで出世したことも有名。
本当は「赤ひげ」とか「椿三十郎」とかも入れたかったんだけど、他に入れたい映画があって泣く泣く今回は掲載しなかった。
用心棒と椿三十郎の登場人物は同じ人物らしく、椿三十郎のラストシーンは何度再生しても良くわからないほどのスピードで展開され、三船敏郎の凄さがよくわかるシーンとなっている。
第43位:バタフライエフェクト
時間がある地点に戻る所謂「タイムリープ」もので、俺はこの手の作品に弱い訳だが、バタフライエフェクトは中でも傑作だと言えるだろう。
愛する女性を救うために、あるいは自分自身の望む未来を迎えるために幾度となくタイムリープを 繰り返す訳だが、結局自分の望むようにはいかない、どころかドンドンひどくなっていく始末。
自分か愛する者かが不幸になってしまう未来において、主人公の出した結論がとても悲しい。
悲しいけれども、それしかないなって結論だと思う。
第42位:続・夕陽のガンマン
「夕陽のガンマン」を見た後にすぐ見たせいで、続編だと思ってみたら全然違って騙された気分になった映画。
監督も主演もキャストも大体同じで「続」ってついてたら誰だってそう思うよな・・・
英語の題名は「The Good, the Bad and the Ugly」となっていて、そのまま訳せばいい奴、悪い奴、卑劣漢みたいな意味になるはずなんだけど、どうしてそれで邦題が「続・夕陽のガンマン」になったんだよ!!とつっこみを入れたくなる。
1は完全な西部劇だけど、続の方は南北戦争を背景にした歴史ものだとか戦争ものだとかそういう部類に入る映画で、結構長いけれど確かに傑作と納得できる出来になっている。
監督はこの記事でも何度も出てきているセルジオ・レオーネ、主演はクリント・イーストウッド…だと思うんだけど、見終わってあとだと、この映画の主人公って「The Good」じゃなくて「The Ugly」のほうなんじゃないかって思えてくる。
確かに卑劣漢なんだけど、なぜか憎めない感じにドンドンなっていくんだよな。
第41位:卒業
サイモンとガーファンクルの楽曲がこれでもかと出てくる映画。
「サウンドオブサイレンス」「スカボロフェア」「ミセスロビンソン」などの名曲が良い味を出している名画。
俺はこの映画をちょうど大学に入学する直前に見ていて、こんな風になったらアカン!と思って司法試験の勉強をし始めて挫折して今に至る・・・
若者は迷うものだし、迷うことも大事なんだけど、迷わない方がやっぱり人生楽だよなとも思う。正直何が正しいのかわからん!
ダスティ・ホフマンの代表作で、教会のドアを叩くラストシーンはあまりにも有名。
この映画は見る時期によって大きく評価が変わる映画かも知れない。
第40位:ジュマンジ
名優ロビン・ウィリアムが主演した映画で、サイコロを振る毎にロクでもないことが起こるスゴロクをクリアしないといけなくなる話。
兎に角サイコロをふるのが恐怖でしかなく、次から次へと恐ろしいことが起こる。
と言ってもホラーではなく子供でも楽しめる内容なのでご安心を。この映画を見た時は俺も中学生だった。
中学校2年生という最も多感な時にこの映画を見られてよかったと思う。
そして大人になって初めて、ハンターとお父さんを同じ人間が演じているんだと知ったよ…
第39位:L.A.コンフィデンシャル
ジェイムズ・エルロイの原作を映画化したもので、傑作中の傑作だと言えるだろう。
この映画の主役は誰なのか?
主役だと思っていた奴が実は悪党だったりするし、悪党だと思ってたら味方になったりするし、事態が何度もめまぐるしく変わる映画なんだけど、それが無理矢理じゃなくプロットが良く練られているから新鮮な驚きとしてそれらを受け入れることが出来る。
ラッセル・クロウ、ケビン・スペイシー、ガイ・ピアーズの演技合戦もさることながらキム・ベイジンガーが歴史に残る美しさを漂わせている。
プロット、役者、あとは印象に残る音楽があればもっと上位にランクインしていたと思う。映画においてやはり音楽は重要だよな!
アマゾンプライムで見られる。
第38位:ロードオブザリング
強力な魔力を持つ指輪をめぐる物語。
かつて魔王サウロンは指輪の力をもってナカツ国を支配していた。ナカツ国の人々は頑張ってサウロンを封じて指輪とサウロンを引き離した訳だが、サウロンは亡霊みたいになり目玉だけでも生きながらえて指輪の力を欲していた。あげく指輪の方もサウロンを求めていて、指輪を完全消滅させなければやがて指輪はサウロンのもとへ届けられる。
されど指輪の魔力は強大で、ホビット族の若者フロドだけがそれに対抗できる。ので、フロドは指輪を消滅させるべく火山に向けて護衛の連中と一緒に旅に出るわけだ。
旅はいいね。特に仲間と出る旅は。なんて言っている余裕もなく、サウロンの部下だの森の魔女だの地下に巣食う巨大な生物だの指輪の魔力に魅入られた様々な生物だのと戦わなければならない。
とにかくスケールの大きな話で、ただ指輪を溶岩に投げ入れるだけの話なんだけど、そのために壮大な物語が展開される。
製作費に280億円という破格の金額が投入されていて、最終的な興行収入は3000億ぐらいになったらしい。
やっぱ面白かったもんな。音楽も印象的だったし、それぞれの部族の代表もキャラが立ってた。特に人間の王アラゴルン。最終的に全部いいとこ持って行った感がある。
原作となった指輪物語は当初ビートルズを主演にしてやる予定だったらしいんだけど、結果的にやらなくてよかったな…
第37位:インディジョーンズ
監督:スティーブン・スピルバーグ、製作総指揮:ジョージルーカス、主演:ハリソン・フォードという無敵の布陣で面白い映画ができない訳がない!
シリーズは大体面白いんだけど、やっぱり個人的には「最後の聖戦」が一番かな。伝説のお宝「聖杯」を探す旅に出る話で、敵役がナチスというのも熱い。
第36位:ファイトクラブ
この映画は好き嫌いが分かれると思う。
実は俺はこの映画が好きじゃないし二度見ようとは思わない。
でもこの映画は傑作だと思っている。
作品展開は陰鬱なんだけど、なぜか割と共感できる感じで引き込まれる。
多分、誰でも持っている闇の面をリアルに描写しているからだろうな。かなり暴力的な描写が多くて、子どもには決して勧められない映画だし、誰かにお勧めするような映画じゃない。
ネタバレを避けたいからこの映画のあらすじなんかは語らないようにするんだけど、これはよく映画で表現できたなと素直に思う。そしてブラッドピッドはこういう役が一番似合うよな。「いい奴」よりもこういう奴を演じるのがあっていると思う。
アマゾンプライムで見られる。
第35位:サウンドオブミュージック
オードリーヘップバーンはジュリー・アンドリュースについに勝てなかったと言われている。
容姿は明らかにオードリーの方が恵まれているのだが、アンドリュースは歌の才能に満ち溢れていたのだ。
サウンドオブミュージックで出てくる歌は音楽の教科書に載っているような曲ばかりで「ドレミの歌」「私のお気に入り」「Sixteen going on seventeen」などドラマやCMで使われるものばかり。
でもやっぱり一番はトラップ大佐が歌うエーデルワイスだな。
改めて見ると幼稚園の時歌った歌や小学校の時に演奏した曲ばっかりだな。
サウンドオブミュージックは史実をもとに作られた映画なんだけど、史実に忠実とは言えないみたいでドイツやオーストリアでは評判が悪いらしいんだけど、映画としての完成度は最高峰、間違いなくマスターピースだと思う。
第34位:コンエアー
この映画をこんな高い位置に置いていいのだろうかという葛藤のある映画。
ニコラスケイジが主演で、奥さんを守るために刑務所に入った元レンジャー部隊の男が不運にも凶悪犯の載るコン・エアーに載ってしまうという話。
面白さだけなら1位なんじゃないかって気もする。
俺はこれを同じ部活だった連中と見に行ったんだが、これは1人で見るより皆でワイワイしながら見るのがいいかも知れない。
登場人物たちのキャラが一々濃すぎて、ジョニー21だのサイラスだのグリーンだのとんでもない連中が同じ船に乗る訳で、そのカオスさが何度もこの映画を見てしまう要因だろうな。
多分4,5回は見たな。。
第33位:レオン
リュックベッソンが監督をしジャンレノと幼き日のナタリーポートマンが主演した映画。
学のない殺し屋を演じるジャンレノと一家を殺され身寄りのない少女を演じるナタリーの間に流れなんとも言えない時間が非常に美しい。
終わりがあるからこそ美しいのかも知れないと思わせる監督の腕はやはり超一流だと言えるだろう。
アマゾンプライムで見られる。
第32位:明日に向かって撃て
原題は「Butch Cassidy and the Sundance Kid」
よくこの邦題をつけたものだと感心させられる。
主題歌の「Raindrops Keep Falling On My Head」は映画史上屈指の名曲と知られ、一回聞くと延々と頭の中でリフレインされることでも有名。
しかしそれ以上にラストシーンの方が有名で、映画史上最もよくできたシーンだとさえいえるんじゃないかと思う。
見ている時よりも見終わった後のほうが印象に残る映画で、最後のシーンの後はどうなったんだろう?とどうしても思ってしまう。
2人はあのままあの調子でオーストラリアに行ったんじゃないかなって俺は思ってるぜ!
第31位:スパルタカス
スタンリーキューブリック監督、カーク・ダグラス主演の実際にあったスパルタカスの乱を題材にした映画で、古代ローマ時代を扱った映画としては最高傑作だと思う。
史実と違うところはもちろん多いけれど、ヒューマンドラマとしてみるととても良い。この映画を観ていると、キューブリックってやっぱ天才なんだなと思います。
第30位:コマンドー
みんなコマンドー好きだろ?
俺は好きだぜ!
好きだけどこれは順位が高すぎたんじゃないかと今さらながら後悔しているが、やっぱり面白いよな。
バクマンという映画でシリアスな笑いというのが出てきたけど、俺の中でコマンドーはシリアスな笑いの最高峰なんだよな。
いや、ギャグじゃないんだけどさ。
でも笑ってしまうんだよ。
真顔で「何が始まるんです?」「第三次世界大戦だ!」とかさ「来いよベネット!」とかさ、そんでもってベネットは大佐の娘を人質に取って有利なはずなのに、娘を何の意味もなく離して大佐に挑んで勝手にやられるとかギャグ以外の何者でもないだろう!
筋肉モリモリマッチョマンの変態!
第29位:サンセット大通り
グロリア・スワンソンという女優が凄すぎる映画。元々サイレント映画の大女優らしいが、ここまで存在感のある映画女優はこの方以来出ていないような気がする。
実はこの女優がケネディ大統領の父親の愛人であったと知って驚いた。
この映画の監督はビリーワイダーという人なんだけど、ワイルダーは「お熱いのがお好き」でマリリンモンローをキャストしていて、そっちはケネディ大統領の愛人として有名な訳で…
あらゆる意味で規模のでかい映画だと言えるかも知れない。
第28位:タクシードライバー
この映画は凄い。何が凄いのかわからないが引き込まれる。
何かが起こる予感はするのだが、ずっと何も起きない。
淡々とタクシードライバーをやるのだが、その間には何も起きない。たまに女性をデートに誘って顰蹙を食らうぐらいで恐ろしく何も起きない。
今だから思うけれど、その何も起きなかったことにこの映画の構成上の妙があったのだなと思う。
何も起きない日々をロバートデニーロはある日ぶち壊す決意をする。明らかに犯罪に手を染める空気になるのだが、いつのまにか彼はヒーローになっていた。
幼きジョディ・フォスターを悪党たちの手から救った英雄に。
本当はどうでもよくなって暴れただけのような気もするのだが、結果的にはそうなったのだ。
マーティンスコセッシとロバートデニーロが組むとどうやっても傑作になる運命らしい。
第27位:12人の怒れる男
アメリカの良心と言われたヘンリーフォンダ主演の法廷サスペンス。
ミステリー界における「アムチェアーズディテクティブ(安楽椅子探偵)」に近い感じで、物語のほとんどが部屋から出ずに展開されている。
全員一致が原則の陪審制度においてたった1人が異議を唱えたことにより事件の見直しが始まっていく物語で、展開は読みやすいがその内容は想像しにくい。
三谷幸喜が同作のパロディ「12人の優しい日本人」という映画を発表したことでも有名。
陪審員制度の長所とともにその危うさをも描いた作品と言われていて、人が人を裁くことの怖さも教えてくれる。
見ていてあれ?それってコジツケなんじゃないか?と思ったらきっと製作者の狙い通りに動かされているんだと思う。
第26位:レナードの朝
ロビン・ウィリアムとロバートデニーロの2大名優の競演作。原題は「Awakenings」
実話を元にした映画で、ある日全く動かなくなった人たちがふとしたきっかけで動けるようになるんだけど、そこにはさまざまな問題が・・・
デニーロ演じるレナードがダンスをするシーンは大泣きした。あれを泣かずに見ることは俺には不可能だった。
この映画に関しては物心つくかつかないかぐらいの時に初めて見ていたようで、大学生の時にたまたまこの映画を見て、ラストシーンでようやく昔見たことを思い出したという不思議な思い出がある。
第25位:地獄の黙示録
もうなんだろう、これは映画という枠を超えた何かなんだと思う。
昔トルストイの「戦争と平和」を読んだツルゲーネフが「これは小説じゃなくて象だ」と言ったのは有名な話だが、それに匹敵する何かを感じる。
監督のフランシス・コッポラはこの映画を撮るために途方もない借金を抱えたのに、折角作ったセットは台風で壊れる、マーロン・ブランドは勝手に太る、公開したら賛否両論ものすごい勢いで巻き起こると言ったように存在そのものがもはやレジェンドであり、作成秘話そのものが映画的な作品である。
登場人物たちがとにかく強烈で、中でも「朝のナパームは格別だ!」のセリフで有名なギルゴア大佐の存在感はすさまじく、挿入されたワグナーの「ワルキューレの騎行」があまりにも印象的で、ある意味全てを持って行ってしまった感がある。
この映画は絶対に、死ぬまでに1度は見た方が良いと思う。
兎に角すさまじい映画なのだ・・・
第24位:レインマン
いい映画だよ。この映画があったおかげで色々助かったという人も多いんじゃないかと思う。
自閉症の兄と借金に苦しむ弟の物語で、父親の遺産をどうするかでもめて弟が兄を連れ出してしまうという話。
ダスティ・ホフマンの演技がとにかくうまくて、実際の自閉症の方ってこんな感じなんだと学んだほど。決まった時間に決まったことをしないとパニックになる。そのために子供が泣いても一切気にしない。それが自閉症。
ダスティの演じた人物は知能に障害がある人だったけれど、実際には知能に問題はないのに自閉的なASDの方もいて、この映画がなければそういうのを理解できなかったかも知れないなと思う。
第23位:ウェスタン
ウェスタンは思い出深い映画だ。
以前の職場を辞めた日に見た映画で、その日のことはよく覚えている。
最後の日だというのに職場の誰に会う訳でもなく、帰ろうとしたら1人だけ職場に残った後輩にあった。最後だし飯でも食いに行こうかと誘ったら彼女がハンバーグ作って待ってるからって理由で断られた。
それはいいんだけど、4年間ぐらいいたのに結局退職金はなかった。あのまま居続けても何もいいことはなかったんだろうなと思う。
サラリーマンを辞めて3年がもうすぐ経とうとしている。辞めて後悔したことなどただの1度もない。人間には向き不向きがある、俺にサラリーマンは向いていないのだ。
と、ここまで何もウエスタンと関係ないことを言ったところで映画について語ろう。
原題は「Once Upon a Time in the West」で、さっきも出てきたワンスアポンアタイムインアメリカとは同じ監督のセルジオ・レオーネが撮った映画となっていて、「夕陽のギャングたち」を含めてワンスアポンアタイム3部作なんて呼ばれたりもする。三部作と言われていても内容的にはつながりはない。
傑作を多く残したセルジオ・レオーネだが、最高傑作はやはりこの「ウェスタン」だろう。
先ほども出てきたアメリカの良心とも言われるヘンリーフォンダが悪役を演じたことで賛否両論あったようだが、それこそが最大の狙いなんじゃないかと思う。
正直に言うと一回目はよくわからなくて二回見た。二回目でようやくこの映画が何で傑作なのかを理解した。
それにしてもレオーネは生涯にたった7作しか映画を作っていないのに、悉く傑作なのはどういうことだよ・・・
第22位:ターミネーター2
シュワちゃん、好きか?
俺は好きだぜ!
コマンドーはギャグなんだけど、こっちはシリアス寄りで、シュワちゃんはもちろんジェームズ・キャメロン監督の最高傑作でもあると思う。
本当は「エイリアン2」も入れたかったんだけど、枠の都合上泣く泣くカットせざるを得なかった。かと言ってトップ200では長すぎるしなぁ。
演出、役者、ストーリー、音楽、どれをとっても文句なしの傑作で、何度でも見てしまう名作でもある。
「アイルビーバック」と「人間がなぜ泣くのか分かった」は印象に残りすぎる。
第21位:シティオブゴッド
あまりにもリアル過ぎて思わず目をそむけたくなる映画。
ワンピースに出てくるドフラミンゴというキャラクターが「戦争を知らない子供と戦争を体験した子供では価値観が違う」と言っていたが、その時まず最初にこの映画を思い出した。
この映画はただ単にリアルを描いただけで、そこには愛も友情も教訓もない。ただ殺伐とした現実があるだけだ。だけどそれが第三世界の圧倒的リアルなんだ!
これは個人的にはぜひ義務教育で流してほしい映画なんだが、そうしたら今はクレームがくるんだろうなぁ。
第20位:七人の侍
日本が世界で最も輝いた時はいつだろう?と考えた時に、きっと世界の人々が黒澤明の映画を見た時なんだろうなと思う。
ルーカスもコッポラもスピルバーグも皆黒澤映画のファンだ。
そして黒澤映画で最も有名なのがこの「七人の侍」であろう。
分類としては時代劇なんだろうけど、もうなんというか映画の枠組みを超えた何かという領域にまで達していて、わけもわからず没頭してしまう。
映画そのものもすごいけど、制作秘話もものすごくて、黒澤は最高の映画を作りたいと思って始めの予算を早々に使い果たしてしまう。その状態でスポンサーに映画を見せて、あまりにも面白かったのでスポンサーの方が金はいいから早く続きをつくれ!と言った話はどこまでが本当なのやら。
前半の仲間集めはブレーメンの音楽隊を思わせるのどかな雰囲気だが、途中からはシリアスになっていって、戦いが終わった後のラストシーンは映画史上でも特異な価値観を表していると言える。
第19位:お熱いのがお好き
監督:ビリーワイルダー、主演にトニー・カーティス、ジャック・レモン、マリリンモンローと最強の布陣で作られた映画。
やはりコメディアンとしてジャック・レモンより優れた俳優などいないとこの映画は教えてくれる。
ラストシーンの「完璧な人間などいない」というセリフはまさに完璧な終わり方だったと思う。
テーマ曲も非常に有名。
第18位:ガンジー
イギリスとインドが共同で作った映画。
インド独立の父ガンディーの人生を題材とした映画で、そのあまりのスケールの大きさに圧倒される。
第55回アカデミー賞を受賞した映画で、この映画に参加したエキストラの数はなんと30万人にも及ぶという!
ガンジーやキング牧師のように、人に暴力を振るわなかったのに暴力によって倒れてしまったのはなんとも言いようがない歴史上の事実である。
それを一体どう考えるべきなのか、この映画を見てから10年以上経つが、いまだに分からない。
第17位:カッコーの巣の上で
第48回アカデミー賞受賞作品。
ジャックニコルソンの映画でランクインしたのはこの映画だけになってしまった。
他にも「チャイナタウン」とか「最高の人生の見つけ方」とかランクインさせたかったのだが枠が100しかないので泣く泣く削った。
この映画だってもっと上位にランクインさせたいぐらいだったんだけど、少なくともトップ10には入れたいぐらいなんだけど、並べてみたらこの順位になってしまった。世の中はいい映画で満ちている。それらを見ずに死んでしまうのはもったいない。
この映画に出てくる看護師ラチェットはアメリカ人が選ぶ悪役ランキングでいつもトップ10に入っているんだが、患者であるジャックニコルソン演じるマクマフィーのことを一番理解しているのも看護師だったという描写もあるぐらいで、ハリーポッターシリーズのヴォルデモートよりも悪役度が上というのはやりすぎではないだろうか・・・
いや、ラストはものすごく衝撃的ではあったんだけれども。
第16位:アラバマ物語
原題は「To Kill a Mockingbird」
全米で900万部という異例のベストセラーとなった小説を原題にした映画で、アメリカ南部の差別意識を描いている。
アメリカ人が好きそうな内容で、かくいう俺も好きな内容。昔は弁護士目指してたからな!
明らかに無罪な黒人容疑者を無理矢理のように有罪にしようとする南部の闇に恐れおののくとともに人が人を差別する恐ろしさ、そして正しいことをしようとして信念を貫くことがいかに難しく、そして尊いかをこの映画は教えてくれる。
主演はローマの休日にも出てきたグレゴリー・ペック。
やはりイケメン過ぎる。
ブーを演じた人と地獄の黙示録のギルゴア大佐が同じ人物だと知って震えた。。
第15位:バックトゥザフューチャー
俺の好きなタイムトラベルものの金字塔。
実は1ではなく2から見た。
その影響で1よりも2が好きなんだが、1も2もどちらも傑作だと思う。
音楽、俳優、ストーリー、どれも最高だ。
改めて見るとドクがタイムマシーンの燃料に必要なプルトニウムを調達しようとするなど中々危ない映画なんだな。しかもプルトニウムをリヴィアの過激派が持っていたというのも恐ろしすぎる。
アマゾンプライムで見られる。
第14位:インターステラー
2014年と最近公開された映画で監督はクリストファー・ノーラン。
超科学的な感じもするのにやたらと納得できるんだけど、それもそのはずで、作製陣の中にキップ・ソーンという人物がいるのだが、この人物は映画が公開されて3年後の2017年にノーベル物理学賞をもらっていて、それが「重力波」に関する研究だった訳で、この映画にもバリバリ出てくる重力波。むしろメインな重力波なんだけど、愛あり冒険あり人類を救うヒロイズムありとここまで様々な要素を映画にできるのはクリストファー・ノーランだけだろうなぁと思う。
最初は片田舎でさえない感じのおっさんが農業やってるだけで、学校に呼ばれたかと思うと息子や娘のことで説教されたり頭を悩ませたり、段々と母親がいないんだなぁということが分かってくるんだけど、徐々にあれ?なんか変だぞという感じになってくる。
現代と似ているようでなぜか全く違う。何が違うのかわからないけど、砂嵐がやたら舞っているからなんかそれが関係あるのかなと思っていたら、その砂嵐のせいで人類が滅亡の危機になってしまっているということが分かる。
しかもさりげなくおっさんがめちゃ優秀なパイロットだったらしいことが分かるんだけど、空軍かなにかだと思っていたらなんとNASAのパイロットだった!!
こうやって段々色々ゆっくりと分からせてくれるのはとても親切。
でもってこのおっさん、いきなり地球の命運を背負って宇宙に旅立つことになる。正確には地球の命運を背負って旅立ったマン博士を助けるためになんだけど同じことやね。
そんでもって娘とは喧嘩したまま別れてしまうんだけど、「絶対に戻ってくる」と約束して旅立つ訳だ。
この映画の凄いところは相対性理論とか多次元宇宙とか出てくるのに無理なくしかもわかりやすく作ってくれているところだ。それでいてさっきも言った通り人間ドラマも素晴らしい。
これはもう絶対見るべき映画ですな。
これを書いている現在アマゾンプライムで見られるので是非見るべし!
第13位:レイジングブル
昔井筒監督が絶賛しているのをテレビで見て、いつも映画ボロクソに言ってる人が絶賛する映画ってどんなやねん?高尚ぶってつまらん映画褒めて俺は分かってる風装うんちゃいますか?とか思ってみたら最高だった。
主演のロバートデニーロがあるボクサーの生涯を演じる訳なんだけど、1つの映画でなんと30kgも体重を増やしたり落としたり、所謂デニーロアプローチがすさまじくて、もうデニーロが役と一体化しているのが分かる。
マーティンスコセッシとロバートデニーロはタクシードライバーでも組んでいたし、ゴールデンコンビだと言えるだろう。
タクシードライバーがわりと陰鬱な感じに終始するのに対し、こちらはなんというか、不滅というか、希望が持てるというか、何か心が燃え上がってくるのを感じる映画になっている。
そりゃあこの映画と比べちゃったら他の映画はボロクソ言いたくなるわな(><)
不朽の名作ですわ。
第12位:素晴らしきかな人生
まるで映画の教科書のようだ、と思っていたら本当にアメリカの大学では必ずと言っても良いほど教材にするらしい。
アメリカ人が選ぶ好きな映画ランキングなどでは大体トップ5に入るぐらい人気のある映画。
でもそれはよくわかる。映画はやっぱこうじゃなきゃな!って見終わった後思うもの。
後味の良さナンバー1の映画なんだけど、同時に現実はこううまく行かないよなぁと思ってしまう自分にちょっとした悲しさを感じる映画でもある。
第11位:天空の城ラピュタ
宮崎駿の最高傑作は「天空の城ラビュタ」である。
以上!異論は認めない!
一体俺は生まれてから今まで何回ラピュタを見ているんだろう?
日本国民は一体何回「バルス!!」を見たんだろう。
もはや国民的映画と言って良いんじゃないかと思う。
それでも興行的には不振だったというんだから世の中は分からない。
今見ても、いや、今見るからこそ余計にテンポの良さに感動する。
海外では「千と千尋の神隠し」の評価が高く興行的にも大成功したらしいが、俺は断然ラピュタだね!!
特にドーラがいい味出し過ぎてる。
「40秒で支度しな」「見ろ、人がゴミのようだ」「目が、目がああああ!」
この映画は名言で構成されている。
第10位:グッドウィルハンティング
ロビン・ウィリアムとマット・デイモンが共演した名作中の名作。
どっちの名優も出現率高いな。
マット・デイモン演じるウィル・ハンティングは天才的な頭脳を持っているのにそれを活かせず、大学で清掃員をやっている。生徒が誰も解けないような問題さえ解けるし、ハーバードの大学生を言い負かすほどの能力を持つが、未だ何者でもないこれからも何者にもなれない自分に苛立っている。20歳前後のリアルな若者だともいえる。
一方ロビンウィリアム演じるマグワイヤは妻に先立たれ、心を閉ざしてしまっていたが、ウィルとの出会いでお互いに心を開いていくようになる。
この映画の何が凄いかって、脚本を書いたのは実はマット・デイモンであるというところだろう。
このころちょうどハーバードの学生だったというし、天才っていうのはやっぱ存在するんだなと思うけれど、この作品はそれでも抱えていた鬱屈のようなものが爆発した結果生まれたのかも知れない。
でも希望に向かって行く物語の構成は、才能はもちろんその若さが持たらしたギフトなのだろうと思う。
この映画は本当の意味でマット・デイモンにとって旅立ちとなったわけだ。
第9位:ダークナイト
この記事にも何度も出てきているクリトファー・ノーラン監督の最高傑作。まだ生きてるけど。
バットマンが出てくる映画がここまでの傑作になるとは誰も予想しなかったに違いない!
個人的にバットマンというのはB級のヒーローものぐらいのイメージがあったんだけど、ノーラン監督の「バットマンビギンズ」を見てそれが大きな誤解であることが分かり、ダークナイトでそれを反省した。
この映画は何といってもジョーカー役のヒース・レジャーの存在感であろう。
映画史でも指折りの悪役ジョーカーを見事に演じ切り、そしてお亡くなりになってしまったそうな。
ヒース・レジャーはこの映画でアカデミー賞助演男優賞を受賞する訳なんだけど、実際に受賞する前にお亡くなりになってしまったらしい。
まだ28歳だと聞いて驚いたけれど、その生涯をかけたと言っても過言ではない彼の演じたジョーカーは、映画史とそれを見た人々の心の中に永遠に刻まれるのだろうなと思う。
誰かの心の中で生き続けるというのは、生まれ出た者の持つ究極の欲求だよなぁ。
第8位:生きる
落合陽一さんの父親落合信彦氏の本に一時期ハマっていた。
正直今となってはそれを恥ずかしく思っているが、それはさておきそれらの本の中でことあるごとに黒澤明の映画が激賞されていて、中でも最高傑作は「生きる」であるとのことだったので、実際に見て見たら本当に傑作だった。
ある意味お約束となってしまっているある日突然死を宣告されて自らの人生について考え直すという話で、余命いくばくかになった主人公が燃え尽きるように人生を生きるいい話…かと思いきや結構なオチがつく。
ただ、個人的にはそのオチの部分がある意味良かった。「ある意味」というのは、やっぱそうだよなぁという納得と、そのことに対するある種の絶望感が同時にやってくるからだ。
人はそう簡単には変わらない。でも変わることもできるんだよっていうメッセージなんだと思っている。
結局のところ「生きる」っていうのはどういうことなんだろうな?
「命短し 恋せよ乙女~ 赤き唇 あせぬ間に~♪」
第7位:ゴッドファーザーパート2
ゴッドファーザーは完璧な映画である。主演はハリウッド最高の名優マーロン・ブランドで、脇を固める俳優たちも主役級であったり例えば地獄の黙示録でギルゴア大佐役だった人やアラバマ物語でブーの役をやった人など他の映画で鮮烈な印象を残したような人たちばっかりだ。
監督はフランシス・コッポラ、音楽は超有名で日本の暴走族が暴走するときに使われるレベル。
でも個人的にはアル・パチーノが主演したパートⅡの方が好きだ。
皆を守るためにマフィアを組織したドン・コルレオーネと組織を守るために皆を犠牲にしていくマイケル・コルレオーネの対比が何とも言えない。
若き日のドン・コルレオーネをロバートデニーロが演じるのも良い。マーロン・ブランドに似せるためにかなりの努力をしたようで、所謂デニーロアプローチも健在だ。
かなり長いが、アマゾンプライムでも見られるのでⅠもⅡも是非見てほしい。
第6位:ショーシャンクの空に
ショーシャンクを上位にするとにわか臭がしそうだが、良い物はやはり良い。
スタンバイミーと同じスティーブンキングが原作で、実は何気に世界観がつながっているというから驚きだ。
無実の罪で刑務所に入れられた銀行員の話で、何気ない展開にも実は伏線がちりばめられている良い映画だ。
映画に限らず良い物語はフリが効き、あらゆるところに伏線が散りばめられている。そしてそれがラストシーンに向かって回収されていく。
この映画はそういった意味で最高の映画だと言える。
アマゾンプライムで見られるので一度は見た方が良いだろう。
第5位:ペーパームーン
この映画を知ったきっかけって何だっけ?
落合信彦氏の本だったっけ?
たまたま午後のロードショーでやってたんだっけ?
いずれにしてもこの映画は素晴らしい。
ある時松本人志が一番好きな映画はペーパームーンだと言っていて、あまり好きでなかったダウンタウンがものすごく好きになったぐらい好きな映画。
知名度はそんなにないし、オールタイムベスト100 とかに入っているのを見たことがないんだけど、いつか自分でオールタイム100をやる時が来たら絶対入れたいと、初めて見た大学生の時から思っていた。
今回はある意味それが実現した。
確かに派手な演出がある訳でも、あっと驚く仕掛けがある訳でも、有名な役者が出ている訳でもない。
本当の親子かどうかもわからない2人のロードムービーで、主演のライアン・オニールとテータム・オニールが本当の親子だということは、実は今知った。
どうりで実の親子にしか見えない訳だ。。
第4位:アパートの鍵貸します
最高の映画である。
監督はビリー・ワイルダー、主演はジャック・レモン。
原題は「THE APARTMENT」で、邦題はかなり意訳されているけれど良い訳だと思う。
とにかくジャック・レモンの演技が良い。お熱いのがお好きにも出ていたが、この俳優は素晴らしい。実はハーバード大学を出ていると知って驚いた。トミーリー・ジョーンズと言いナタリーポートマンと言いハーバード出の俳優は良い演技をする。
従業員30000人を超える巨大保険会社で働く男が自宅を貸し出すことによって出世していく物語なのだが、その過程で起こる様々な出来事をコミカルに描いた映画なんだけど、途中から結構シリアスな恋愛ものになったかと思えば切なくなったりでも最後はちゃんと後味の良いラストシーンが待っている完璧を超えた映画。
良い映画に派手さは必要ないのかも知れないと思わせてくれる傑作。
そういえばこの映画も思えば落合信彦氏の本で知ったんだった。
彼の本を読んで得たのは、結局本当に良い映画のことだけだったな…
でも、それが何より価値のあることだったような気もする。
第3位:トイストーリー
自分がいない間、おもちゃたちが動き出したらどんなことをするんだろう?
こんなことを考えたことのある人は多いはず。
かくいう自分もそうだった。
自分には兄弟がいないので、特にその傾向が強くて、そういう人にとってトイスーリーは最高の映画だと言える。
思えばこの記事でディズニー作品が出てくるのは初めてだ。
実は俺はディズニー好きである。小さいころから結構な数のディズニー映画を見ていて、枠が足りないおかげで載せられなかったが、「ファンタジア」や「白雪姫」は本来ランクインさせたかったぐらいだ。
特に白雪姫の公開が1937年と聞いて驚いている。
日本が戦車に竹槍をもって突撃していたころ、アメリカは白雪姫を撮っていたのだ。
それはさておきトイストーリーは3まで出ている訳だが、3作全て素晴らしい。
そして4が2019年7月に公開になるそうだ。もちろん楽しみなのだが、やはりちょっと怖い気もする。
子供の頃好きだったトイストーリーを、大人になって見た時、その完成度の高さに驚かされる。この映画の成功がなければ、アナと雪の女王やシュガーラッシュなどもなかった訳で、ある意味映画の歴史を大きく変えた作品だと言えるかも知れない。
第2位:風と共に去りぬ
永遠の名作、不朽の名作。
映画史に名を刻む最高の映画と言えるのがこの「Gone with the wind」
個人的に映画界最強のヒロインはビビアンリー演じるスカーレット・オハラだと思っている。
作られたのが1939年、第二次世界大戦中な訳で、こんなすごい映画を作っている国に勝てる訳がなかった!というのは何度目だろう?当時の日本は自らを客観視する力を失っていた。ファシズムがいかに危険かということである。
映画の話に戻る。
アメリカの南部って奴隷問題とかで良いイメージがないと思うんだけど、この映画の舞台は「古き良き南部」で、時代は「続・夕陽のガンマン」と同じ南北戦争期。
南軍の立場から南北戦争を見るのは我々日本人からすると新鮮な感じもする。
主人公スカーレットは決して好感の持てる人物ではないはずなんだけど、気が付けばなぜか応援してしまっている。
何度踏まれても起き上がるスカーレットの強さは全編通じて健在で、やはり意味映画史上最強のヒロインだと思う。
強さとは、単純な武力を言うのではなく、逆境への強さなんだと思っている。スカーレットは何度でも立ち上がる強さを持っている。
非常に長い映画だが、この映画を見ずに人生を終わらせることなどありえない!
第1位:スターウォーズ 帝国の逆襲
当たり前だが、1位はこの記事を書く前から決まっていた。シリーズものを1つしかランクインさせない縛りもスターウォーズシリーズをランクインさせたらそれだけでいくつかの枠を使ってしまうからだ。
曲、登場人物、ストーリー、演出、全てが最高の映画だ。
自分の中で1位はスターウォーズしかありえない。
中でもやはり最高傑作はエピソードⅤ「帝国の逆襲」だろう。
これほど完成度の高い映画は他にないし、やはりなによりダースベイダーという映画史に残る悪役の存在感が際立っている。そして何より俺が好きなマスターヨーダの初登場映画でもある。
ヨーダの登場シーンは何度見ても笑える。全銀河の平和を守ってきた偉大なるジェダイマスターがあんな登場をするなんて。。
個人的にスターウォーズシリーズを好きな順に並べると以下のようになるかな。
Ⅴ←Ⅳ←Ⅵ←III←ローグワン←Ⅶ←←←Ⅱ←ハン・ソロ←Ⅰ←Ⅷ
やっぱり最初の三部作が好きで、思えば物心つくころどころか多分物心つく前から何度も見たと思う。2019年になって最初に見た映画がⅣとⅤというぐらいには好きだ。
所謂新三部作ではⅢが圧倒的に好きで、Ⅶの完成度も非常に高かったと思う。それゆえにⅧは色々と残念だった。見ている時は結構楽しめたんだけど、見終わってからあれ?と思うことが多かった。
スピンオフだとローグワンの完成度は下手すると本編よりも高かったと思う。Ⅲと同様Ⅳにつながっていくのが好きだ。やっぱりスターウォーズの原点はⅣにある。ルーク・スカイウォーカーという新たなる希望の存在が全銀河を救った訳で、Ⅵでの皇帝との対峙シーンは、子どもの頃はあっさりしててなんだよ!と思ったけれど、年を重ねるごとにその良さが分かってくる良いラストだと思う。
スターウォーズに出てくる帝国は、明らかに古代ローマ帝国を模したものであるし、世界史好きとしても映画好きとしてもスターウォーズは文句なしに1位ですわ!
以上が俺的おすすめ映画ランキングトップ100である。ここまで読んでくれてありがとう。感謝する。
思えば長く語ってしまった。俺は死ぬほど映画が好きだ!ってほどの映画マニアじゃないけれど、実は結構見ていたんだなと改めて思った。
子供の頃は金曜ロードショーや淀川長春さんが出てくる土曜洋画劇場とか日曜の映画やる番組とか、とにかく週末は映画ばかりみていたような気がする。なんか週末は楽しかったもんな。
映画を観なくても全然問題ないんだけど、やっぱり映画を観た方が人生は楽しくなる。
誰かと見たり、1人で見たり、映画館で見たり、家でみたり、映画は様々な楽しみ方が出来て、常に新たな何かを与えてくれる。
まったくもって、映画って本当にいいものですね。
それじゃあ皆さん、さよなら、さよなら!